「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。
6 月 11 日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪
今回は、“日比谷ブロードウェイ”の話題を中心にお届けしました。
「日比谷音楽祭」の企画の一つとして生まれた“日比谷ブロードウェイ”
「日比谷音楽祭」は、「素晴らしい音楽を生の演奏で聴く機会を誰もに開かれたものとして届けたい」という
音楽プロデューサー亀田誠治さんの想いからスタートした音楽祭です。
今年は、5 月 31 日と 6 月 1 日の 2 日間行われました。
“日比谷ブロードウェイ”は、ミュージカル俳優の井上芳雄さんを中心に 11 名で結成されたユニットです。
錚々たる参加メンバーのご紹介を 50 音順でしていきたいと思います。
①石丸幹二さん。「ミュージカル界の貴公子」として長年親しまれ、今年で芸能生活 35 周年を迎えられます。
劇団四季で 17 年間にわたり看板俳優として活躍後、ドラマ『半沢直樹』や『題名のない音楽会』などテレビでも幅広くご活躍。
退団後も『ハリー・ポッターと呪いの子』『ライムライト』『ラブ・ネバー・ダイ』など、話題作に次々とご出演され、第一線で輝き続けていらっしゃいます。
昨年はこのコーナーにもご出演くださいました!
②井上芳雄さん。いまやミュージカル界の“広報担当”として、さまざまな場面で大活躍です。
その存在感と人気から「ミュージカル界のプリンス」とも称されています。
現在は『二都物語』が再演中で、8 月には堂本光一さんとの話題作『ナイツ・テイル −騎士物語− Arena Live』にもご出演予定で、ますます目が離せません。
③ 甲斐翔真さん。高身長と確かな歌唱力で注目を集める若手俳優のお一人です。
8 日に千穐楽を迎えた『キンキーブーツ』ではドラァグクイーン役を熱演。
10 月からは『マタ・ハリ』への出演も控えており、活躍が期待される存在です。
④木下晴香さん。実写版ディズニー映画『アラジン』で吹き替え版のヒロイン・ジャスミン役を務め、その澄んだ歌声と表現力で注目を集めました。
『レ・ミゼラブル』のファンティーヌ役でも高く評価され、若手ながら着実に実力と存在感を深めています。
透明感あふれる美しさと確かな歌唱力と愛くるしさ。魅力にあふれた方です。
⑤“ミュージカル界のシュガー”こと佐藤隆紀さん。圧倒的な歌唱力と甘い歌声で観客を魅了する実力派です。
ボーカルグループ「LE VELVETS」のメンバーとしても活躍し、幅広いジャンルを歌いこなしています。
『レ・ミゼラブル』では、ジャン・バルジャン役を 3期連続で務め、その静かな力強さと深い表現力が高く評価されています。
⑥島田歌穂さん。1987 年の『レ・ミゼラブル』日本初演でエポニーヌ役を演じ、一躍注目を集めました。
その実力は世界でも認められ、世界ベストキャストに選ばれ、英国王室主催のコンサートにも出演。
以来、日本のミュージカル界を代表する存在として、舞台や音楽活動で活躍を続けています。
⑦田代万里生さん。7 月から始まる朗読劇『ベートーヴェン』など舞台やコンサートに多数出演し、クラシックからミュージカルまで幅広いジャンルで活躍されています。
その確かな歌唱力と表現力に加え、誠実で温かな人柄も魅力で、ゲストとして多くのアーティストから信頼され、共演の声が絶えません。
親しみやすい語り口で、音楽と人をつなぐ存在として、貴重な役割を果たしていらっしゃいます。
⑧中川晃教さん。2001 年にご自身が作詞作曲された「I Will Get Your Kiss」でデビューし新人賞を獲得。
その翌年には『モーツァルト』でタイトルロールを務められました。8月よりミュージカル『ジャージー・ボーイズ』にご出演予定です。
⑨元宝塚歌劇団のトップスターとして知られる望海風斗さん。多くの作品に精力的に出演し、数々の賞を受賞されています。
先日、歌舞伎座でプライベートの望海さんをお見かけしたのですが、本当に美しくて、やはりオーラが違いました。
10 月からは満を持して『エリザベート』のタイトルロールを務められます。大注目になる事間違いなしです。
⑩遥海さん。これまでに出演されたミュージカル作品はまだ 3 作品ではありますが、その圧倒的な歌唱力と存在感で観客を一瞬にして惹きつけるアーティストです。
ソウルフルで深みのある歌声は、舞台上でも唯一無二の輝きを放ち、心に深く残ります。
7 月に開幕する『ジェイミー』では、新たにどんな世界を魅せてくれるのか、胸が高鳴ります。
⑪屋比久知奈さん。ディズニー映画『モアナと伝説の海』で、ヒロイン・モアナの日本語吹き替えを担当されました。
『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役を演じ、その切なくも美しい歌声が高く評価されました。
小柄な体からは想像もできないほどの力強い歌声は、まさに彼女の大きな魅力のひとつです。
「雨が止んだら」は、公式リリースまで数週にわたり井上芳雄さんがパーソナリティを務めるラジオ番組で紹介されていましたが、
どのパートを誰が歌っているかの公表はされていませんでした。
私は、ラジオで流れる曲を何度も聴き返しながら、一人で声当てをしながら楽しんでいました。
パートだけではなく、美しく重なり合うハーモニーの中から、一人ひとりの声に耳を澄ませては、「あ、これはあの方」と、
11 人それぞれの響きを見つけ出す時間がたまらなく贅沢で、心地よいひとときでした。美しいハミングは雨のしずくのようにも感じます。
「雨」とは縁遠い「劇場」という場所で生きているミュージカル俳優の皆さまが、思いを込めてやさしく歌い上げる…
その豊かな表現力に、しみじみと心を打たれ、何度も何度も聴いてしまいます。
梅雨シーズン真っ只中ですが、「雨も悪くない」と軽やかな気分になれる極上の一曲です。
♪今日の曲
“雨が止んだら “
歌:日比谷ブロードウェイ
次回の放送は、6 月 18 日(水)10 時 10 分頃からです。
ぜひお楽しみに(^^♪
ステージナビゲーター★飯田裕美
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