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10月1日 ON AIR!

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   2025/10/03

NO STAGE NO LIFE!

No Stage No Life!」ステージナビゲーター飯田裕美です。

101日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました(^^♪

 

今回の放送では、ただいま全国で開催中の 「韓国ミュージカルON SCREEN」 を特集しました

 

韓国ミュージカルは1960年代から進化を続け、2000年代に一気に花開きました。今年はトニー賞をアジア作品として初受賞するなど、その勢いはますます加速しています。

 

今回の上映作品は、日本でも人気の高い5作品――

『エリザベート』『ファントム』『マリー・アントワネット』『笑う男』『モーツァルト!』。

いずれもグランドミュージカルと呼ばれる大作で、特別映像付きの上映も予定されています。

 

私はその中から『ファントム』を鑑賞しました。主演はSUPER JUNIORのキュヒョンさん。歌声と存在感に圧倒され、クリスティーヌ役のイム・ソンへさんの透明感あふれる歌声も素晴らしく、舞台の華やかさと繊細さの両面を堪能できました。

 

映像上映ならではの魅力も発見!舞台ではオペラグラスで追ってしまう場面も、配信では演出サイドが見せたい部分を的確に映してくれるので、作品の全体像を掴みやすいのです。客席からは絶対に見られないアングルも多く、改めて「映像ならではの没入感」があると実感しました。

 

また、よく比較される『オペラ座の怪人』(アンドリュー・ロイド=ウェバー版)と『ファントム』(モーリー・イェストン版)の違いにも触れました。

「オペラ座の怪人」がクリスティーヌとの「愛と悲劇」を軸にしているのに対し、「ファントム」は「怪人が

なぜ地下に生きることになったのか、その生い立ちと心の傷」に焦点を当てています。

同じ原作小説から生まれた2作品ですが、それぞれ焦点の置き方が異なり、まったく違う物語として楽しめるのもミュージカルの奥深さです。

 

 

 

 

◆今日の一曲

『ファントム』より「母は僕を産んだ」

重厚で感情のこもった歌声、ぜひラストまで聴いていただきたい一曲です。

歌:城田優さん

 

次回放送は1015日(水)10:10ごろ から。どうぞお楽しみに

 

ステージナビゲーター★飯田裕美

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