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12 月 10 日 ON AIR!

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   2025/12/11

NO STAGE NO LIFE!

「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。

12 月 10 日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました。

今回はいつもと少し違う角度から、“舞台が私に教えてくれたこと” をお話ししました。

■ ミュージカルの舞台は、ビジネスと人生の“縮図”

セミナーや講演のお仕事の中で、私はよく「ミュージカルの例が多いですね」と言われます。

実は意図してそうしているわけではなく、舞台ほど「人の力の在り方」が凝縮された世界はないからなんです。

多くのプロフェッショナルが会社の枠を越えて集まり、数ヶ月の間 “カンパニー” として生きる舞台。

彼らの願いはただひとつ。

「来てくださったお客様が感動を持ち帰れますように。」


この“ひとつの志”を全員が共有するからこそ、想像を超える熱量と結束が生まれます。

企業も本来は同じはずなのに、なぜか心がひとつになりきれない時もある…。

その理由のひとつが 「志の共有の不足」 にあるのではないかと感じています。

■ 松田聖子さんのステージで見た“絶対的な味方”

今回の放送でお話しした、私にとって大切な原点があります。

満席で大盛り上がりのコンサート。

その最中、聖子さんが舞台下手(しもて)のスタッフさんを気にかける一瞬がありました。

その方は、会場で誰よりも大きな拍手で「大丈夫だよ」と全身で伝えていたのです。

言葉ではなく“想い”で支える姿に、胸が震えるほど感動しました。

私はこの状態を “共鳴” と呼んでいます。

安心の土台があってこそ、人は本来の力を発揮できる。

そのうえで「志を一つにする」ことで、人の力が重なる瞬間が生まれる。

舞台でも、企業でも、どんなチームでも。

人が輝く仕組みは共通しているのだと改めて感じています。

■ そして…今年の「エリザベート」のお話を少し

放送の終わりにも少し触れましたが、今年の『エリザベート』は、語りたい出来事が尽きないほど話題豊富な公演です。

特に、東京千穐楽で井上芳雄さんが“作品との一区切り” を自ら語られたカーテンコールは胸に迫るものがありました。

2000 年にルドルフとしてデビューし、

2015 年からはトートの象徴的存在として作品を牽引。

その井上さんが節目を言葉にされたというのは、大きな出来事でした。

この続きは…ぜひ来週の放送でたっぷりお話しします

■ 今日の一曲

ュージカル「エリザベート」より

「私だけに(リプライズ)」


井上芳雄さん、石丸幹二さん、明日海りおさん。

役を越え、時を越えた特別な三重唱です。
三人の声が溶け合う“奇跡の瞬間”を、どうぞお楽しみください。

次回の放送は 12 月 17 日(水)10:10 ごろ〜 の予定です。
どうぞお楽しみに!

ステージナビゲーター★飯田裕美

写真①

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