「No Stage No Life!」ステージナビゲーター★飯田裕美です。 3月18日の放送もお聴きくださり、ありがとうございました。
今回は、春の恒例企画!創刊から 40 年を超える国内唯一の専門誌、雑誌『ミュージカル』が発表する「2025 年ミュージカル・ベストテン」のご紹介と、最新の熱い舞台の観劇レビューをお届けしました。
● 「2025年ミュージカル・ベストテン」発表! 今年も21名の評論家やジャーナリストによって選出された、演劇界の総決算とも言えるランキングです。
今年の【再演賞】は、昨年末の放送でも熱く語った『エリザベート』!まさに納得の受賞ですね。
そして【作品ベスト10】の第1位は、劇団四季の『バック・トゥ・ザ・フューチャー』でした!
昨年の『ゴースト&レディ』に続き、劇団四季が「2年連続で作品賞1位」を獲得するという快挙です。
男性ファンやファミリー層を増やしたいという狙いが見事に当たり、客席がバラエティに富んだ層で埋まる珍しい光景が広がっています。
また、2位の『SIX(シックス)』も、日本キャスト版のロンドン公演など、世界的な循環が起きていて本当に素晴らしい作品です。

● 圧倒的な実力を見せつけた俳優部門 【女優ベスト10】では、なんと望海風斗さんが「4年連続の女優賞1位」という歴史的な偉業を達成されました!
さらに2位には明日海りおさんが入り、再演賞の『エリザベート』組の圧倒的な実力を見せつける結果となりました。
【男優ベスト10】の第1位は、日本のミュージカルの代名詞的存在である井上芳雄さん。常にミュージカル界全体の発展を視野に入れた発信をされている功績は本当に大きいです。
賞というのはあくまでも「一つの指針」でしかありませんが、このランキングが「この俳優さんの名前、覚えておこう」「この作品観てみようかな」と、皆さんがミュージカルに興味を持つ“入口”になれば嬉しいです。
● 私の最新観劇レビュー!
韓国発ミュージカル『破果(パグァ)』 番組の後半では、今回男優部門で見事2位に飛躍した浦井健治さんが出演されている話題作、韓国発のミュージカル『破果(パグァ)』をご紹介しました。
「破果」は日本語に訳すと「老い」という意味。
ずっと美しく女性らしい役を演じてこられた花總まりさんが、一転して「60 歳の老いた殺し屋」を演じる衝撃的な作品で、その相手役が浦井健治さんです。
韓国ミュージカルは、根底に「家族愛」を置いている作品が非常に多いんですよね。
映像やプロジェクションマッピングを巧みに組み合わせる醍醐味に、アクションの迫力も重なり圧倒されました。
(花總さんのチャレンジが注目されがちですが、武田真治さんの2役もかなりハードで素晴らしいので、皆さんぜひ武田さんにもご注目を!)



ランキングの振り返りから最新作まで、今年もミュージカル界から目が離せません。
素晴らしい作品がたくさん待っていますので、ぜひ皆様も劇場に足を運んでみてくださいね。
今日の一曲 ミュージカル『エリザベート』より 「闇が広がる」 今回は浦井健治さんと望海風斗さんのデュエットでお届けしました。トートとルドルフが途中でスイッチングするという、驚きの1曲をご堪能いただけたかと思います。
次回の放送は 4月2日(水)10時10分〜
どうぞお楽しみに♪
ステージナビゲーター★飯田裕美

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