今週のゲストは、大分雄城台高校2回生の藤井道彦さんでした。
高校時代、実家が大分市の坂ノ市でした。
その後、家族で大道に引っ越し、大道トンネルを通って雄城台へ。
できたばかりの学校は自由な校風で、台地にあるので空が近く、霊山、由布、鶴見も見え開放感があったといいます。
高校卒業後は早稲田大学政治経済学部へ。
西日本新聞社に入社してからはソウル支局長や論説委員なども歴任。
これまで、「韓国流通を変えた男」「愛と絶望のコリア紀」を出版。
7月に3冊目となる「幻の巨大火薬工場その実像―東京第二陸軍造兵廠―坂ノ市製造所」を出版されました。
仕事で関わることになった韓国が調べていくほど興味深い国だったことから「愛と絶望のコリア紀」を出版するに至ったそうです。
新刊は、坂の市に造兵廠が在ったという話を聞いたことがあったこと。
前の本を書く過程で、子どもの頃、朝鮮半島をルーツに持つ同級生が大分にいたことの理由の一つが造兵廠に関係していたことなどお話をしてくれました。
当時日本で一番広い面積を誇った工場の資料はほとんどなく、調査には苦労されたそうです。
現在、県内の各書店やインターネットでの取り扱いもあります。ぜひ、検索をしてお手にとってご覧ください。
最後に「日々ストレスはあるだろうが、あなたのうえの世界は開けている。いかようにもできる。そう思って楽しく過ごして」とメッセージを送ってくれました。
©2025 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.