この番組は毎月第２・第３水曜日に大分銀行本店２階の画廊フロアで行われているウエンズデイコンサートを収録して放送しています。演奏するのは主に大分県内で活躍する演奏家の方々ですが、今回の篠崎さんのように日本のトッププレーヤーの演奏を超至近距離で聴く事ができるのも大きな魅力のひとつです。篠崎さんご自身もウエンズデイコンサートの際「銀行という場所で、このようなイベントを２０年以上続けていらっしゃることは本当に素晴らしい」とおっしゃっていました。身近に、気軽に上質な音楽を楽しめる環境にあることは幸せだと改めて感じます。さて、そのウエンズデイコンサートですが３月は特別に３回行われます。
 
３月９日(第７２４回)
国内屈指のマンドリンソリスト高橋和彦（たかはし・かずひこ）さんとピアノの夏川由紀乃（なつかわ・ゆきの）さんが出演します。ご夫婦お二人の息の合った素敵な演奏をお楽しみください。
 
３月１６日(第７２５回)
ウエンズデイコンサート、第１回から数えて出演１００回以上！弦楽四重奏のMyカルテットの皆さんが出演します。演奏はもちろんですが、選曲、曲間のトークも魅力的でいつもお客様を楽しませてくれます。
 
３月２３日(第７２６回)
「別府アルゲリッチ音楽祭」支援企画としてヴァイオリンの衛藤仁美（えとう・ひとみ）さんとピアノの平山麻美（ひらやま・まみ）さ
んが出演します。衛藤さんは第１１回別府アルゲリッチ音楽祭の大分県出身若手演奏家コンサートに出演されたヴァイオリニストです。
 
コンサートはいずれも午前１１時３０分～と午後０時３０分からの２回、それぞれ３０分ずつ行われます。入場は無料、整理券も必要ありません。ぜひ一度お越しください。

【篠崎ミュージックアカデミー大分・臼杵教室】　今年もＮＨＫ交響楽団コンサートマスターの篠崎史紀さんが来てくださいました
放送日	(2016/3/12,3/19)
出演者	篠崎史紀（しのざき・ふみのり / ヴァイオリン） 高橋かおり（たかはし・かおり / ヴァイオリン） 村上ルミ子（むらかみ・るみこ / ピアノ）
写真
プロフィール	「まろ」の愛称で親しまれている篠崎史紀（しのざき・ふみのり）さん。高校卒業後ウィーンに留学し、その翌年にコンサートデビュー。ヨーロッパの主要なコンクールでも数々の入賞を果たされました。１９９７年に３４歳で、日本を代表するオーケストラのひとつＮＨＫ交響楽団のコンサートマスターに就任されて以来、今日まで“Ｎ響の顔”としてソリスト、室内楽奏者、指導者として国内外で活躍しています。また大分とのご縁も深く、iichikoグランシアタジュニアオーケストラの芸術監督も務めていらっしゃいました。 高橋さんは大分県立芸術文化短期大学付属 緑丘高校を卒業後、大分県立芸術文化短期大学 器楽専攻卒業、および認定専攻科修了。大分の若手演奏家とＮＨＫ交響楽団の団員による「ＭＡＲＯプロジェクト」では２００７年と２０１０年にアンサンブル部門で出演されました。２０１１年からはZeneszek Thoth（ゼネーセク トート）代表として演奏会を企画し、好評を得ています。またiichikoグランシアタジュニアオーケストラのアシスタントトレーナーも務めていらっしゃいます。 村上ルミ子（むらかみ・るみこ）さんです。大分県立芸術文化短期大学付属 緑丘高校を卒業後、桐朋学園大学 音楽学部 演奏学科ピアノ専攻卒業。第1回、第2回 園田高弘賞ピアノコンクール大分県知事賞を受賞されたほか 第6回、第7回、多摩フレッシュ音楽コンクール入選。別府アルゲリッチ音楽祭「大分県出身若手演奏家コンサート」や、園田高弘先生を偲ぶコンサートシリーズＮＯ３にも ご出演されました。音の泉ホールではソロリサイタルを３回開催されています。
演奏曲目	（３月１２日） カバティーナ 作曲：ラフ ２つのヴァイオリンのための協奏曲イ短調より第３楽章 作曲：ヴィヴァルディ （３月１９日） 悲しいワルツ 作曲：ヴェチャイ ２つのヴァイオリンのための協奏曲より第1楽章 作曲：ヴィヴァルディ