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【朝来桂一・中谷政文】 10代から一緒に演奏している東京藝大卒業コンビ

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   2014/08/06

朝来さん、中谷さんのお二人が学んだ東京藝術大学は、前身の東京音楽学校・東京芸術学校の時代を含めると120年以上の歴史があります。歴史に加えて、伝統、格式も高く、もちろん入学も非常に難関です。「芸術系の東大」と言っていいかもしれませんね。近代以降の日本芸術界を支える人物を数多く輩出している東京藝術大学ですが、大分県にゆかりの深い滝廉太郎も卒業生のひとりなんですよ。また臼杵市出身で「早春賦」の作詞者として知られる吉丸一昌も、35歳のときに、国語と作詞を教えるため、東京音楽学校の教授に就任しています。
試聴はガーシュイン作曲の「ラプソディー・イン・ブルー」です。もともとはオーケストラとピアノのための曲ですが、ヴァイオリンの朝来さんが、ピアノの中谷さんに編曲を頼んで今回のヴァージョンが完成しました。本来主役のピアノをヴァイオリン用に編曲した上でオーケストラの部分をピアノ用に編曲、しかも期限は1週間だったそうです・・・中谷さんお疲れ様でした。

【朝来桂一・中谷政文】 10代から一緒に演奏している東京藝大卒業コンビ
放送日 2014/8/9/,8/16
出演者 朝来 桂一(あさき けいいち / ヴァイオリン)
中谷 政文(なかたに まさふみ / ピアノ伴奏)
写真 【朝来桂一・中谷政文】 10代から一緒に演奏している東京藝大卒業コンビ
プロフィール ヴァイオリンの朝来さんは、大分出身。東京芸術大学音楽学部付属 音楽高校、東京芸術大学 音楽学部 器楽科 ヴァイオリン専攻を卒業されました。
アルゲリッチ音楽祭には、第1回の若手演奏家コンサートに出演。これまで、世界的詩人の谷川俊太郎さんとも共演するなど、東京でも音楽の垣根を越えた活動にも挑戦していらっしゃいます。
ピアノの中谷さんは和歌山出身です。東京芸術大学を卒業後、ソフィア国際ピアノコンクールで優勝するなど、数々の素晴らしい成績を残していらっしゃいます。
現在はアメリカのマイアミにお住まいで、ヴァイオリンの朝来さんとは、10代の頃から一緒に音楽活動をされているそうです。
演奏曲目 8月9日
ピアソラ / レのミロンガ
ピアソラ / アディオス・ノニーノ
8月16日
ピアソラ / ブエノスアイレスの四季より
ジョセフ・コズマ / 枯葉

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