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【木越洋】 元N響チェロ首席奏者の熱演

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   2014/11/19

だいぎんサタデイコンサート

木越さんが長年務められていたNHK交響楽団のチェロの主席奏者。主席奏者とは簡単に言うとオーケストラ内の各楽器の「パートリーダー」のことです。他の団員たちは主席奏者の動きに合わせて演奏します。またソロを担当するのも主席奏者の役目です。優れた芸術性、音楽性を必要とされていて、プロのオーケストラでは一般の団員とは別に募集が行われます。他のオーケストラからヘッドハンティングで迎えられる場合もあるんですよ。ちなみに主席奏者の隣で演奏する人は次席奏者と呼ばれます。次席奏者はドイツ語でフォアシュピーラーと言い「主席奏者の隣で演奏する資格のある人」という意味です。その他の人たちは「トゥッティ」と呼ばれます。こちらはイタリア語で「みんな」を意味します。まさにそのまんま・・・同じ格好をして同じ楽器を演奏しているオーケストラの中にも色んな立場の人がいるんですね。
 
試聴は、バッハ作曲「無伴奏チェロ組曲第1番」からメヌエットです。チェロを代表する名曲を日本トップレベルの演奏でお楽しみください。

【木越洋】 元N響チェロ首席奏者の熱演
放送日 2014/11/22,11/29
出演者 木越 洋(きごし・よう/チェロ)
永江泉(ながえ・いずみ/ピアノ伴奏)
写真 【木越洋】 元N響チェロ首席奏者の熱演
プロフィール 木越洋さんは去年の6月まで日本を代表するオーケストラ「NHK交響楽団」の主席チェロ奏者を33年間にわたり務めていらっしゃいました。今年からソリスト、室内楽奏者としての活動を本格的に開始されています。特にここ数年毎年行っているバッハの無伴奏チェロ組曲演奏会は「感動的な演奏」と高い評価を得ています。
ピアノ伴奏の永江さんは、1996年から7年間、ヨーロッパ全土、カナダで室内楽団のソリストとしてコンサート活動を展開。現在は地域の音楽文化口上を目指し、室内楽講習会を毎年開催するほか、地域の演奏活動、コンクールの審査員も務めています。
演奏曲目 (11月22日)
バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番
プレリュード・アルマンド・クーラント
(11月29日)
バッハ/無伴奏チェロ組曲第1番
サラバンド
エルガー/愛の挨拶
サン=サーンス/白鳥

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