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【ゼーレ・トリオ】 芸短出身の実力派トリオ

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   2015/01/21

だいぎんサタデイコンサート

今回のような、ヴァイオリン、チェロ、ピアノによるアンサンブルの形態は「ピアノ三重奏」または「ピアノトリオ」と呼ばれます。弦楽器が入るアンサンブルとしてはポピュラーな形です。もうひとつ、ポピュラーな形式としてあげられるのが「弦楽四重奏」。こちらはヴァイオリン2台とヴィオラ、チェロで編成されるのが一般的です。
ピアノトリオと弦楽四重奏の違い・・・ひとつはもちろん人数です。ピアノトリオは3人、弦楽四重奏は4人。そしてもうひとつが楽器の種類です。ピアノトリオにはピアノがあり、弦楽四重奏はピアノではヴィオラ。表面上は、人数1人、楽器1種類の違いだけなのですが、実は演奏する上での特徴は全く違うといわれています。弦楽四重奏は、お互いを支えあうように協力して演奏するのに対し、今日のようなピアノトリオは「競ういあうように演奏する」と言われています。
試聴は、バッハの「主よ人の望みの喜びよ」です。みなさんには、「ピアノトリオ」どう感じられましたか?前回の弦楽四重奏と是非聴き比べてみてください。

【ゼーレ・トリオ】 芸短出身の実力派トリオ
放送日 2015/1/24,1/31
出演者 ゼーレ・トリオ
写真 【ゼーレ・トリオ】 芸短出身の実力派トリオ
プロフィール ヴァイオリン:滝口直毅(たきぐち・なおき)さん
チェロ:田村朋弘(たむら・ともひろ)さん
ピアノ:後藤秀樹(ごとう・ひでき)さん
3人ともに大分県立芸術文化短期大学出身で、卒業後、
それぞれソロや室内楽、オーケストラなど幅広い分野で活躍され、別府アルゲリッチ音楽祭若手演奏家コンサートにも出演されました。また3人ともにコンクールでも数々の輝かしい成績をおさめられています。
そんなお三方による「ゼーレ・トリオ」。ゼーレとはドイツ語で「魂」という意味です。音楽に魂を込めて演奏しようという想いで2001年、大分芸術文化短期大学在学中に結成。毎年、自主公演を開催しているほか、ホームコンサートや学校でのコンサートなど様々な場所で演奏を積み重ねてこられました。レパートリーは、クラシックはもちろん、タンゴやポップスなど幅広く、大分や下関・北九州で多くのファンがいらっしゃいます。
演奏曲目 (1月24日)
バッハ / 主よ人の望みの喜びよ
ラフ / カヴァティーナ
(1月31日)
アナと雪の女王から「Le't It Go」
モーツァルト / フィガロの結婚から「恋とはどんなものかしら」

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