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【小野聡美・南曲朋恵】 重量感たっぷり、かつ軽快なコントラバスの調べ

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   2016/01/27

だいぎんサタデイコンサート

楽器をアゴに挟んで演奏するヴァイオリン、ヴィオラ。体の全面に楽器を構えて演奏するチェロとコントラバス。この4つをまとめてヴァイオリン属と呼ばれたりもします(コントラバスはご先祖が違うという分類もあります)。そのヴァイオリン属で最大、最低音部を担うコントラバス。オーケストラに初登場したのは500年ほど前と伝えられていますが、長い歴史の中で様々な大きさの楽器が作られました。写真の小野さんが構えているコントラバスは約180cm、一般的なコントラバスの大きさですが、ロンドンの博物館には17世紀に製作され実際に使用された全長2m60cmのコントラバスが展示されています。日本家屋の一般的な天井の高さが2m40cmですから一般の住宅では演奏できそうにありません。…というよりもどうやって演奏していたんでしょう?
 
試聴はサン=サーンス作曲の動物の謝肉祭から「象」です。日本の童謡「象さん」も取り入れた面白い編曲になっています。

【小野聡美・南曲朋恵】 重量感たっぷり、かつ軽快なコントラバスの調べ
放送日 (2016/1/30,2/6)
出演者 小野 聡美(おのさとみ・コントラバス)
南曲 朋恵(みなみまがりともえ・ピアノ)
写真 【小野聡美・南曲朋恵】 重量感たっぷり、かつ軽快なコントラバスの調べ
プロフィール コントラバスの小野さんは、大分市の出身です。大分で行われた日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会を聴いたことがきっかけでコントラバスを始め、大分高校音楽コースに入学。卒業後、東京芸術大学 音楽学部へ進学しました。現在は、東京を拠点にフリーのコントラバス奏者として精力的に活動していらっしゃいます。
ピアノ伴奏の南曲さんは、大分県立芸術文化短期大学付属 緑丘高校、国立音楽大学 音楽学部器楽学科 ピアノ専攻を卒業。現在は、別府短期大学で非常勤講師を勤められています。
演奏曲目 (1月30日)
川の流れのように
愛のあいさつ
作曲:エドワード・エルガー
(2月6日)
小さな空
作曲:武満 徹
動物の謝肉祭より「白鳥」「象」
作曲:サン=サーンス

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