記事 > OBSラジオ > だいぎんサタデイコンサート > 【iichikoグランシアタ・ジュニアオーケストラ弦楽アンサンブル】 大人顔負けの演奏でした!
2016/09/28
10月8日放送予定で、試聴でもご用意している「おもちゃのシンフォニー」。私も小学生の時に演奏したことがあり、とても懐かしく聴き入りました。ただ今回のコンサートのプログラムを見て「おや?」と思ったのです。私の記憶している作曲者と違う名前が記載されている・・・。私がおもちゃのシンフォニーの楽譜を初めて手にした約30年前、楽譜の右上には「レオポルト・モーツァルト」と記されていました。かの有名なモーツァルトのお父さんです。そして30年の時を経て手にしたプログラムには「エトムント・アンゲラー作曲」とあります。こちらの名前は聞いたことがありません。実はこの曲、作曲者(とされる人)が2回変わっているんです。おもちゃのシンフォニーは、長くハイドンが作曲したものとされていました。しかし60年ほど前ドイツの図書館からモーツァルトのお父さんが作曲した曲の楽譜が発見され、その一部がおもちゃのシンフォニーと一致していたことから、しばらくの間レオポルト・モーツァルトの作品だろうとされていたのです。しかし、約20年前にオーストリアの修道院から そのものズバリの楽譜が発見され、そこに作曲者として紹介されていたのがエトムント・アンゲラーでした。こうして今はエトムント・アンゲラーの作であるとされています。ひょんなことから歴史の変遷を知ってしまいました。
【iichikoグランシアタ・ジュニアオーケストラ弦楽アンサンブル】 大人顔負けの演奏でした! | |
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放送日 | (2016/10/1,10/8) |
出演者 | iichikoグランシアタ・ジュニアオーケストラ 弦楽アンサンブル 【第1ヴァイオリン】 古場裕英(中2) 清原百合乃(小6) 松田絢資(小6) 小川真奈(小5) 高祖のぞみ(小5) 工藤翔矢(小4) 近藤沙耶香(卒団生) 【第2ヴァイオリン】 佐藤実波(高1) 石川あゆみ(中3) 恒吉咲希(中1) 新居さくら(中1) 大場なごみ(小3) 【ヴィオラ】 日永愛(卒団生) 吉岡れいな(卒団生) 角田楓(大学) 【チェロ】 生嶋奈菜(大学) 【コントラバス】 古川明璃(大学) |
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プロフィール | iichikoグランシアタ・ジュニアオーケストラは、次世代を担う子どもたちがオーケストラのレッスンを通じて真のアンサンブル精神を学び、豊かな感性を磨くとともに本格的なホール付きオーケストラへと育っていくこと、さらに地元音楽シーンの活性化を目指して2009年4月に結成されました。来年3月27日の第8回定期演奏会に向けて、小学3年生から短大生までのおよそ70人のメンバーが日々の練習に励んでいます。 |
演奏曲目 | (10月1日) 小さな世界 作曲:シャーマン兄弟 カノン 作曲:パッヘルベル (10月8日) アイネ・クライネ・ナハトムジーク 第1楽章 作曲:モーツァルト おもちゃのシンフォニー 作曲:エトムント・アンゲラー |
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