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【桂 悠紀・小野 香織】 一台のマリンバを叩く2人の絶妙なコンビネーション

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   2017/11/01

だいぎんサタデイコンサート

ウェンズデイコンサートの会場は大分銀行本店2階の画廊フロア。そこでは様々な楽器の演奏が行われます。ヴァイオリンやギターなどの弦楽器、フルートやクラリネットなどの管楽器等々・・・。その中で今回感じたのはマリンバは「この会場で最も響く楽器だ」ということです。コンサート当日の会場は、まるでコンサートホールで聴くような残響に包まれました。そのことを演奏のお二人にもお伝えしたところ「私達も非常に気持ちよく演奏できました。コンサートホールなどでマリンバを演奏すると“響きすぎる”こともあるんですよ」とお話くださいました。マリンバ奏者は演奏する会場によって様々な工夫をするそうです。今回のコンサートでもマリンバの鍵盤の下には袋があってマレットと呼ばれるバチが10本以上入っていました。会場の音響や2人の音のバランスを考えて柔らかいもの、硬いものを選んでいるそうですよ。
 
試聴はガーシュウィン作曲の「アイ・ガット・リズム」です。

【桂 悠紀・小野 香織】 一台のマリンバを叩く2人の絶妙なコンビネーション
放送日 (2017/11/4,11/11)
出演者 桂 悠紀(かつら・ゆき)
小野 香織(おの・かおり)
写真 【桂 悠紀・小野 香織】 一台のマリンバを叩く2人の絶妙なコンビネーション
プロフィール 桂悠紀さんは、大分市のご出身です。大分雄城台高校を卒業後、大分県立芸術文化短期大学 音楽科器楽専攻を卒業。平成音楽大学ミュージックプロフェッショナルコース科を修了されました。第15回 宮日音楽コンクール最優秀賞。第12回別府アルゲリッチ音楽祭では大分県出身若手演奏家コンサートにご出演されました。現在はソロ活動を中心に、アンサンブルや吹奏楽、オーケストラとの共演や各学校の吹奏楽指導なども行っています。またジャズやバンドとのセッションなど、幅広い分野で活動していらっしゃいます。2人のお子さんがいらっしゃって、出産を機に赤ちゃんの頃から生の音楽に触れる音楽会「ピンポンマム大分」を企画されています。
小野香織さんは福岡のご出身です。5歳からピアノを、12歳から打楽器を始められました。第15回 宮日音楽コンクール打楽器部門で最優秀賞受賞。第15回 KOBE国際音楽コンクールでも入選されています。現在、北九州マリンバオーケストラRim(リム)のメンバーとして、マリンバアンサンブルなどで活動中です。また福岡市内の中学や高校で、吹奏楽の指導なども行っていらっしゃいます。
おふたりは、たまたま同じコンクールに参加したことを きっかけに意気投合。以来数々の場所で一緒に演奏しながら今年で9年目を迎えました。息の合った演奏をお楽しみください。
演奏曲目 (11月4日)
夢路より
作曲:スティーブン・フォスター
秋の歌メドレー
【まっかな秋、紅葉、夕焼け小焼け】
(11月11日)
トルコ行進曲“ジャズ”
作曲:ファジル・サイ
愛の讃歌

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