OBS大分放送
だいぎんサタデイコンサート

【Die Sonne(ディ ゾンネ)】 大分市出身の兄妹ピアノデュオ

記事 >  OBSラジオ > だいぎんサタデイコンサート > 【Die Sonne(ディ ゾンネ)】 大分市出身の兄妹ピアノデュオ

   2018/03/14

今回のコンサートのように2人で1台のピアノを演奏することを「連弾」と言います。1台の楽器を複数人で演奏できる楽器は他にマリンバなどがありますが、そう多くはありません。鍵盤の幅が120cm以上あり、音域が広いピアノならではの演奏方法ですね。2人で演奏するピアノ曲を四手(よんしゅ)とも言います。3人で演奏される場合は六手、4人で演奏される場合は八手となりますが、私はまだ見たことがありません。2台のピアノを2人で弾くと「ピアノ二重奏」です。2台のピアノを4人で演奏すると「二台八手」となります。なかなかややこしいですね。連弾(四手)では低音域と高音域をそれぞれ2人で分担しますが、時に中音域でお互いの手がクロスしたり戻したりが目まぐるしく連続することもあり、見ていて楽しい演奏形式でもあります。

【Die Sonne(ディ ゾンネ)】 大分市出身の兄妹ピアノデュオ
放送日 (2018/3/17,3/24,3/31)
出演者 宮﨑 大介(みやざき・だいすけ)
宮﨑 陽子(みやざき・ようこ)
写真 【Die Sonne(ディ ゾンネ)】 大分市出身の兄妹ピアノデュオ
プロフィール 「ディゾンネ」はドイツ語で太陽という意味です。国立音楽大学音楽学部ピアノ科卒業の兄、宮﨑大介さんと、東京音楽大学器楽科卒業の妹、宮﨑陽子さんの名前から一文字ずつとって、2008年に結成されました。ドイツ国立シュトゥットガルト音楽大学大学院ピアノデュオ科を首席で卒業した後、ドイツ国家演奏家資格を最優秀の成績で取得。オランダのアルメーレ国際室内楽コンクールでファイナリスト選出。オーストリアで行われたブラームス国際コンクール室内楽部門で審査員特別賞受賞、ドイツでピアノデュオとしてCDデビューするなどヨーロッパでも高い評価を得ています。これまでにピアノデュオとして日本国内、ドイツで様々な演奏会に出演しているほかメディア出演や、数々のイベント出演、他のジャンルのアーティストとのコラボレーションなど精力的に演奏活動を展開しています。
演奏曲目 (3月17日)
4手のためのピアノソナタニ長調から第2楽章
作曲:ベートーヴェン
小さな子供と大きな子供のための12の連弾小品から
「花環を編みながら」「噴水のほとりで」
作曲:シューマン
(3月24日)
動物の謝肉祭から
「水族館」「大きな鳥籠」
作曲:サン=サーンス
組曲“マ・メール・ロワ”から
「眠りの森の美女パヴァーヌ」「女王の陶器人形レドロネット」
作曲:ラヴェル
(3月31日)
小さな子供と大きな子供のための12の連弾小品から
「かくれんぼ」
ジョッキー・ポルカ
作曲:ヨハン・シュトラウスⅡ世
組曲“ドリー”から
「子守歌」「ミーアーウー」
作曲:フォーレ

©2024  Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.