記事 > OBSラジオ > だいぎんサタデイコンサート > 【重見佳奈・平山麻美】第一線で活躍する大分高校の先輩・後輩
2017/09/13
これまでフルートの色というと「銀色」というイメージがあったのですが、良く見てみると金色のものや、最近ではピンクゴールドのものも見られるようになりました。素材も様々で洋銀(銅、亜鉛、ニッケルの合金)製のもの、銀製、金製、プラチナや木製のものもあるそうです。価格は大手楽器メーカーのスタンダードモデルが約8万円~ですが、高級モデルになると250万円以上のものもありました。私が習っているチェロをはじめ、ヴァイオリン、ヴィオラなどいわゆる「ヴァイオリン族」の素材は表板が柔らかく弾力もあるスプルース(松)、側板と裏板は適度な堅さがあるメイプル(楓)の木と決まっています。同じ楽器で材質が違うところにも楽器ならではの進化を感じますし、面白いなぁ・・・と思うのです。
【重見佳奈・平山麻美】第一線で活躍する大分高校の先輩・後輩 | |
---|---|
放送日 | (2017/9/23,9/30) |
出演者 | 重見 佳奈(しげみ・かな / フルート) 平山 麻美(ひらやま・あさみ / ピアノ) |
写真 | |
プロフィール | おふたりとも大分市出身で大分高校を卒業されました。フルートの重見さんが先輩でピアノの平山さんが後輩。重見さんが教育実習生として大分高校で教えていた時に平山さんが生徒だったそうです。おととし、東京での演奏で共演し12年ぶりに偶然の再会を果たしました。 重見佳奈(しげみ・かな)さんは、大分高校から桐朋学園大学音楽学部 演奏学科管楽器専攻へ進学し主席で卒業されました。これまで、国内外の様々なコンクールで優勝、入選されています。vision classicからデビューアルバムをリリース。現在は、年間100公演を超え、ソロや室内楽、各地プロオーケストラや吹奏楽団に客演するほか、「題名のない音楽会」をはじめメディアへの出演、多数のレコーディングに参加、後進の指導にあたるなど幅広く活動を展開中です。国際音楽祭MMCJの審査、日本クラシック音楽コンクール フルート部門などの審査員も務めていらっしゃいます。 平山麻美(ひらやま・あさみ)さんは、東京藝術大学音楽学部 器楽科を経て、東京藝術大学 大学院音楽研究科修士課程を修了されました。またコンクールでは、イタリアの「マウロ・パウロ・モノーポリ国際ピアノコンクール」 最高位第2位のほかルーマニア国際音楽コンクールピアノ部門第3位、宝塚ベガ音楽コンクール第3位、スペインのウエスカ国際ピアノコンクール第2位など国内外のコンクールで輝かしい成績を残しています。去年、iichikoグランシアタで自主リサイタルを開催したほか、数々のソロリサイタルに出演し、音楽専門誌で高評を得ています。室内楽にも積極的に取組み、数々の名手との共演の機会を得ていらっしゃいます。 |
演奏曲目 | (9月23日) EARTH 作曲:村松 崇継 リベルタンゴ 作曲:ピアソラ (9月30日) ミュージカル「モーツァルト!」より“星から降る金” 作曲:リーヴァイ Part of Your World 作曲:メンケン |
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.