北欧発の世界中の人気を持つ<インディーズゲーム>で、ゲーム大国の日本でも若者たちに人気の『マインクラフト』の【異世界転送ファンタジー】実写映画化の作品です。
子供の頃から憧れていた採掘場での採掘仕事をするスティーブ(ジャック・ブラック)は、採掘現場で青く光る四角いキューブを見つけて、あまりの美しさにキューブに触れた瞬間、すべてが四角形だけの【異世界】に転送されてしまう。その世界は、自分の頭の中で考えているモノのすべてをクリエイティブできる、楽しい【マイクラワールド】の世界だった。だがそこは邪悪なブタの女王が支配する世界でもあり、スティーブは女王にこき使われる。そんな世界に、元人気ゲーマーのギャレット(ジェイソン・モモア)と、ドーン(ダニエル・ブルックス)という力の強い女性や、改造が得意の少年と、勝気な姉の少女の4人も謎のキューブによって転送され【マイクラワールド】に現れる。年齢も境遇もバラバラな4人は、先に転送されたスティーブと出会い、この世界のことを教わりながらサバイバルを通じて、すべてが『四角い異世界』でそれぞれの特技を駆使して、ブタの女王に戦いを挑んでいき、元の世界に戻ろうとするが・・・。
ポップコーンやジュースを抱えた若い男女たちで埋まり、屈託なく笑ってくれる映画館の雰囲気をひさしぶりに見ることができました。コロナ禍の中に映画館に通ってきて、ガランとした場内で寂しい気持ちで映画を見てきた僕にとって至福の時間でした!!ゲームの人気にあやかる映画ですが、観客の熱気が漂う館内のさざめきで、見る僕のテンションが上がり、ニコニコしながら見ました!
ぼくのチケット代は、それに加味して2200円出してもいい作品でした。
星印は、2ッ半さしあげます。
“映画評論家ではない”衛藤賢史先生が「観客目線でこの映画をどう見たか?」をお話するコーナーです。
星:観客目線で「映画の質」を5点満点で評価
チケット代:観客目線で「エンターテインメント性、楽しめるか?」を評価(1,800円を基準に500円から3,000円)
【衛藤賢史プロフィール】
えとうけんし・1941年生まれ・杵築市出身
別府大学名誉教授
専門:芸術学(映像・演劇)映画史
好きな作家:司馬遼太郎/田中芳樹
趣味:読書/麻雀/スポーツ鑑賞/運動
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