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ジュラシック・ワールド 復活の大地

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   2025/08/12

衛藤賢史のシネマ教室

1993年。S・スピルバーグ監督の大ヒットの初作からの7作目の作品です。前作の『ジュラシック・ワールド/新たなる支配者』から5年後を舞台にした作品です。

特殊工作員の女性戦士・ゾーラ(スカーレット・ヨハンソン)は、製薬会社の代表・マーティンからの大金の報奨金の依頼を受け、ゾーラが最も信頼する傭兵・ダンカン(マハーシャラ・アリ)と、古生物学者・ヘンリー(ジョナサン・ベイリー)と共に、初代『ジュラシック・パーク』の極秘研究設備が存在した禁断の島に足を踏み入れる。そこはかつて極秘の実験を行い“最悪の種”と言われた恐竜が生き残る島だった。ゾーラのミッションは、心臓病に奇跡的な治療効果をもたらす、陸・海・空の巨大恐竜のDNAを採集し確保することだった。島に近づいた頃、巨大な海竜に襲われたというヨットクルーズからのSOSで親子の乗員を救い、ゾーラは海竜のDNA採取に成功し、親子を連れて島に上陸する。だが、ヨットの親子4人は、同行したマーティンの挙動に不信感を持ち別行動を取る。その“禁断の島”は陸・海・空のどこからも巨大恐竜が襲ってくるか分からない、地球上で最も危険な場所だったのだ。ゾーラやダンカンの傭兵のサバイバル技術やヘンリーの古生物知識で、巨大陸竜や空竜のDNAを採取をしていくが・・・。

“禁断の島”近くの海上で何も知らないクルーズの中のヨットで、巨大海竜に襲われるシーンを第一のヤマ場として、見る観客の手に汗握る海上シーンから、“禁断の島”で変異した超巨大な陸竜に踏みつぶされそうになりながらヘンリーがDNA採取するシーンや、断崖絶壁で巨大空竜の卵からDNAを採取するスリリングなシーン。加えて、何も知らないヨットの親子が、自分たちの力でサバイバルするシーンなどのヤマ場を挟む盛沢山なサービス精神は、さすがにハリウッドの娯楽作品の真髄映画となっていたのです。でも、もうそろそろネタ切れと思わせられる内容となっているのです!!

ぼくのチケット代は、2200円出してもいい作品でした。

星印は、3ッさしあげます。

5点満点中3点 2200円

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