木村拓哉主演のテレビドラマ「教場」シリーズの集大成となる、劇場版2部作の後篇作品です。警察学校「教場」の教官・風間公親(木村拓哉)に容赦なくふるいにかけられてきた第205期生。学内の真鍋(中山翔貴)と洞口亜早紀(大友花恋)と木下百葉(大原優乃)との三角関係から起こるスキャンダル事件で、風間から退校を命じられる洞口。追い詰められた妹をかばおうとする初沢紬(井桁弘恵)。怪しげな行動が目立つ氏原(倉悠貴)。陽気な性格だが失敗の多い吉中(丈太郎)。様々な性格を持つ生徒たちの心を愛しながら、警察官としての根性や緻密思考を鍛える、風間の教えを次第に理解する生徒たち。生徒たちが抱える心の中を的確に見通す風間の眼力に、第205期生の生徒たちの心は鍛えられていく。そんな中、卒業前の大事な学科の、変死体解剖を見学するという授業で最後まで見ている初沢の姿を凝視する風間。中年女の死体は、初沢の妹・環(岡本夏美)に嫌がらせをしていたアパートの女性だったのだ。妹の無実を信じていた初沢に、風間は解剖の結果、環が無実であることを告げる。卒業前の深夜、氏原がスマホを隠し持っていることが判明し、この事が遠野刺殺事件の犯人とみられる十崎(森山未來)に雇われたと思う氏原が、風間の情報をスマホで送っていたということが判明した。そして、卒業式の日に事件が起こる・・・。
生徒たちの揺れ動く心理を理解しながら、生徒たちを導く風間の不動の姿勢を保つ『教場』の教官を演じる木村拓哉の隻眼の鬼教官のラストの作品です。警察官になるために鍛えに鍛える教官の姿を、鮮やかに描いていく木村拓哉の演技が見物の内容です。中年の男の魅力を演じる木村拓哉の代表作になっているのです。
ぼくのチケット代は、2200円出してもいい作品でした。
星印は、3ッさしあげます。
“映画評論家ではない”衛藤賢史先生が「観客目線でこの映画をどう見たか?」をお話するコーナーです。
星:観客目線で「映画の質」を5点満点で評価
チケット代:観客目線で「エンターテインメント性、楽しめるか?」を評価(1,800円を基準に500円から3,000円)
【衛藤賢史プロフィール】
えとうけんし・1941年生まれ・杵築市出身
別府大学名誉教授
専門:芸術学(映像・演劇)映画史
好きな作家:司馬遼太郎/田中芳樹
趣味:読書/麻雀/スポーツ鑑賞/運動
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