2017年3月20日のゲストは、「安達たたみ店」安達英子さんでした。
昭和38年創業。「安達たたみ店」が創っている国産畳表(たたみおもて)は、平成元年に5,500戸あった熊本県い草農家さんも外国産に押されて平成27年には約530戸にまで減ってしまったとのこと。良い製品を良い技術で提供できるよう、畳に携わる人みんなで盛り上げようとがんばっていらっしゃいます。
現在ではマンションや和室のない住宅も多いことから、長さが80センチ四方で厚み2センチ程度のユニット畳を製作。既存の木質系ユニットボードに代わって軽く、保温性に優れ、さらに遮音効果もある新しい床=フェルトボードを使ったユニット畳も製作されています。このユニット畳の素材には、天然い草、カラー和紙表、帆布タイプなどバリエーションも豊富にあるそうです。地元より新たな畳ライフを発信していきたいと言葉をいただきました。
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