記事 > OBSラジオ > 情熱ライブ!Voice > チャレンジ トゥ ザ フューチャー > 4月14日(月)のチャレンジ・トゥ・ザ・フューチャー
2014/04/14
今日のゲストは、久住農産 代表 渡邊義博さんでした。
久住農産は、竹田市久住町で自家栽培による良質なにんにくの生産を行って
います。また、そのにんにくを使用し、独自製法による熟成黒にんにくの一貫
製造、販売も行っています。
渡邊さんは、本業は整体院を営んでいますが、8年前ににんにくの栽培を
開始、4年前に久住に移転し、にんにくの栽培と黒にんにくの製造販売を行って
います。
(写真上・左:黒にんにく、写真右:黒にんにくの加工品の試作品)
元々整体治療に従事している渡邊さんが、農業を始める際ににんにくを選んだ
のは、少しでも周りの方々の健康のお役立ちたい、という強い思いからでした。
そして、4年前に黒にんにくに出会い、その良さを実感し、開発に着手しました。
「黒にんにく」とは、にんにくそのものを独自の手法で丁寧に時間をかけて熟成
発酵させたもので、皮をむくと一粒一粒がしっとりとした真っ黒な実に変化して
います。
このように通常のにんにくを、にんにく自身が持つ発酵能力で熟成発酵させる
ことによって、甘味やうま味が増すのはもちろん、食べた後にはにんにく独特の
臭いが残らず、さらに健康に良いとされるにんにくの成分も、生のにんにくに比
べて何倍も増えるそうです。
(写真:黒にんにくの中身。甘くてほっこり!)
久住農産さんでは、熟成のための機械や黒にんにくの研究開発におよそ3年を
かけ、昨年から本格的に黒にんにくの販売を開始。丁寧に時間をかけて熟成
発行させた渡邊さんの黒にんにくは、粒が大きく、皮がパリッと気持ちよく綺麗に
剥くことが出来、中身はしっとりと甘くてまるで果物のようです。
スタジオの三重野アナウンサーと安波さんも早速試食をさせていただき、想像を
超えた甘さと柔らかさに二人とも「美味しい!」と感動☆
熟成された黒にんにくの実は、大きさも食感も味もまるでプルーンに似ていて、
目を閉じて食べるとにんにくとは分からないほどの甘さです。
また久住農産では、より多くの方が食べやすいようにと加工品の開発にも力を
入れています。
まずは黒にんにくのペーストを開発。そしてこのペーストを固めた一口サイズの
黒にんにくのゼリーを試作中です。今年の9月には販売を開始予定です。
(写真:黒にんにくのゼリー。一口サイズにペーストを固めて少し酸味を加えた
羊羹のような食感のスイーツで、お茶うけにもぴったりです♪形はまだ試行錯誤
を重ねている最中とのことです!)
渡邊さんの黒にんにくは、口コミでどんどん広がり、現在は生産が追い付かない
ほどの状況です。
6月には新たににんにくの収穫を行い、7月に販売が出来るように計画している
そうです!楽しみです!
黒にんにくを通して皆さんの健康のお手伝いをしたい、とおっしゃる渡邊さんの
今後の目標は、黒にんにくを安定的に生産・販売を行うために、にんにくの
生産者も募集して仲間を増やし、久住をにんにくの産地にしてゆきたいとの
ことです!
《お問合せ先》
久住農産 竹田市久住町大字久住371-2
電話:0974-77-2020
©2024 Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.