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2014/12/22
今日のゲストは、大野印刷株式会社 専務取締役 大野晃史さんでした。
昭和21年創業の大野印刷株式会社は別府市で印刷業を営んでいらっしゃいます。リーフレット・ポスター・会社案内・カタログなどのパンフレットをはじめ、エッセー・自伝・回顧録などの自費出版物、ステーショナリー類や医療・病院関係の印刷物など幅広い分野での印刷を行っています。
今年で68年目の大野印刷株式会社は、大野専務のお祖父様が終戦直後に印刷機一台から始められました。
現在は官公庁、学校、病院、老人ホームや地元の民間企業の広報誌や研究会資料冊子、ポスターやチラシ、パンフレットなどの商業印刷や封筒、伝票といった一般事務印刷など様々な印刷物を手掛けています。
そして、先月「ユニバーサルデザインを使用した印刷事業による販路拡大と収益の向上」という経営計画で大分県の経営革新の承認を取得されました。
ユニバーサルデザインとは、障害のある方、お年寄りや子供、外国籍の方にもわかりやすい、使いやすいデザインのことで、使える人をより増やして行こうという考えのもとに立ったデザインです。
この経営計画を提案したきっかけは、大野専務ご自身の体験から色弱者の友人にカードゲームの色を尋ねられたり、老眼になった知人が細かい文字を読むのが一苦労という声を聞くにつれ、印刷物の立場から幅広い方々に正しい情報を伝える使命があるのではと考え、色弱者や老眼の方、子供にもわかりやすい印刷物やデザインを考案しました。
統計グラフや地図、ハザードマップや公共の場での様々なデザインにユニバーサルデザインを用いることで、多くの方が見やすく理解しやすいように仕上がります。
今後は、「印刷は情報を伝える使命を持っている」ことを再認識し、高齢者や視覚障害のある方にも「見やすい、わかりやすい」印刷物を作成してゆきたいとおっしゃっていました。
《お問合せ先》
大野印刷株式会社
別府市流川12丁目
電話:0977-21-0505
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