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1月12日(月・祝)のチャレンジ・トゥ・ザ・フューチャー

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   2015/01/12

チャレンジ トゥ ザ フューチャー

今日のゲストは、創造工房 代表 中津留公治さんでした。中津留代表1

平成17年創業の創造工房は、津久見市でリサイクル業を営んでいます。家庭の不要物のリサイクルをはじめ、 お取り寄せのご相談、不要な雑誌や古本の引き取りなどを行っています。

創造工房はスタッフをコンシェルジュと呼び、「こんなんないかなあ」や「困った」そして「もったいない」にソリューションを提供する、を目標に営業しています。

創業して10年、主な業務としては古雑誌のインターネット販売を手がけており

「有って良かった」をお客様から言っていただけるような、幅広い意味で便利屋のような組織を目指しているそうです。

特に古雑誌の販売では、そのままでは紙ごみでしかないような古雑誌を年月を掛け寝かし、その後インターネットなどを通じて販売をするという事を行っていますが、「年月をかけて寝かせる」点が最大のポイントで、雑誌はほとんど再販されないため、時間がたつにつれ数が少なくなり、そして価値が上がるそうです。

このような古雑誌の販売は、津久見出身の中津留代表ご自身がUターンで津久見に帰ってきて、ごみの集積所を見て「もったいないが」たくさんあり、それを何とか生かせないかと考えた所から始まりました。

特に本類ではまだ読める物が多く、本では既に先行した業者も多く面白くないなと思い、それなら雑誌で勝負してみようと思い始められそうです。

雑誌は本ほど流通量や市場はありませんが、雑誌でも一定の市場があり面白そうと感じ差別化を徹底的に意識して始めたそうです。

「この雑誌を昔読んでまた読みたいと探していました」や、「あちこち探したけど沢山のサイトを検索してたどり着いたのが創造工房さんでした」など、国内外のお客様からお声をいただくそうです。

また、創造工房では先月、独自の「地域資源の“もったいない”コンシェルジュサービス~紙すてーしょん事業~」という経営計画で、大分県の経営革新の承認を取得されました。

この計画は、商店街に紙ごみを一般のお客様が持ち込み、持ち込んだお客様には商店街で運営している「つくつくカード」にポイントが付き、そのポイントは商店街で使用出来る、というサービスです。

創造工房さんでは雑誌の仕入れ拡大に繋がり、お客様は紙ごみの処理に時間などの制約やどがなくなり、「つくつくカード」にポイントも付く。商店街では紙ごみを持ち込むお客様の取り込みにつながるという、三者に嬉しい仕組になっていて、好評を得ているそうです。

今後は他の品物の受け入れなども視野に入れ、サービスの構築を課題として、地域に不可欠な仕組に発展してゆきたいとおっしゃっていました。

中津留代表3ショット

《お問合せ先》

創造工房

津久見市千怒6027

電話:080-3197-8838

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