本日のゲストは、武藤尚美さん。
すっきりした、いでたち。
ノーメイク＆ベリーショート。
いろいろなものをそぎ落とした生き方を実践なさっています。

尚美さんは、14～15年前に乳がんを患いました。
図書館にある乳がん関連の本を片っ端から読み、
アメリカの文献も取り寄せて勉強しました。
手術をして、西洋医学一辺倒でがんばりました。

だけど治療はとてもきつく
たとえ数年寿命が延びたとしても
今がなかったら意味がない！
そう感じ、治療をやめたそうです。

尚美さんは、
西洋医学に代わる代替治療を模索するために、
あちこちにアンテナを張りました。

すると、
女優の宮崎ますみさんの、別府での講演会の情報が入ってきました。
宮崎ますみさんは、
武藤尚美さんより1年ほど前に乳がんを患い、
代替治療を実践していました。

講演会は、たいへん面白く興味深く、
尚美さんはひきつけられ、
以来、宮崎ますみさんを大分にお呼びして、ワークショップを開いていただくなど、
宮崎さんご本人と、代替治療との良い関係が生まれました。
体は順調に安定を取り戻し、今に至ります。

病気をしたあとは、からだに入れるものも
それまで以上に考えるようになった尚美さん。

「エコブルー」という、環境を考える活動の
主要スタッフとなりました。

尚美さんのお仕事は、アメリカの資材を使いアメリカのおうちを建てること。
アメリカの家というと、大きな家というイメージですね。
尚美さんもたくさん立派なおうちを作りました。

ただ、エコブルーに関わる中で、
どうしたら建築とエコを結びつけられるか、
次第に考えるようになりました。

そして誕生したのが、
ダウンサイジングした「プラスルーム」というプロジェクト。
いわゆるスモールハウスです。
いちばん大切なものを最小限置く、厳選したコンパクトな暮らし。
光熱費が抑えられ、税金も少なくて済む。

エコブルーの仲間には、そういう暮らしを実践している人たちがたくさんいます。
尚美さんは、彼らの生活を参考にしながら
プロジェクトを進めています。
知らない人たちに伝えていきたい。
それが、ご自身の使命、やりがい、と感じるようになりました。

体は自然の一部。
病気からの気づき、ナチュラルでシンプルな暮らし。
実践なさってるからこそ、お顔もつやつやすっぴんで美しいんですね。
お話を聞いて納得のミチコでした。

リクエスト曲は、
BTSのYet To Come

私もシンプルに暮らしたい…
まずはデジタルデトックスかなぁ…むむ、これが難しい…
あらためて思うんですけど、コード類ってほんと
うっとおしいですね！（笑）
次回お知恵を拝借したいです。

武藤尚美さん、ご出演ありがとうございました。
またお話を聞かせてくださいね！

それではまた来週！
お相手はミチコでした。