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このたびの能登半島地震で被災された皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。

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リスナーの皆さま、あけましておめでとうございます。

1月7日、新年最初のゲストは、宮城県のはさまや酒造店さんから、
女将修業中の森山祐子さん。
ようこそ大分県へ！

はさまや酒造店さんは、音楽家・かの香織さんのご実家の造り酒屋さん。
昨年、大分市の大平酒店さんとのご縁が生まれ、「桂泉こんこん」シリーズが九州初お目見えとなりました。
大平隆史さんが、昨年でいちばん感動したお酒、と評された日本酒です。



大平酒店さん前で、はじめまして、のおふたり
左：森山祐子さん 右：大平隆史さん

森山祐子さんは、大阪のご出身。
もとは、環境コンサルタントなどを通して、地域産業の復興に関わってこられた方です。
そういった仕事を通して知り合ったのが、かの香織さんでした。

はさまや酒造店さんは、1978年の宮城県沖地震で蔵が倒壊。
日本酒人気が傾いてきた時期と、当時は行政からの支援が乏しく、
自力で立ち上がるしかなかった状況から、廃業も考えたそうです。

しかし、酒造免許があること、
幸いにも人的被害がなかったことから、
近隣の酒屋さんを間借りして、お酒を造り続けました。
こんこんと湧き出る清水のような、清らかなはさまや酒造店のお酒は、人の心を癒し続けたことでしょう。

かの香織さんがご実家を継ぐと決めたのは、2010年。
かのさんご自身も酒造りの修業を積み、杜氏として働きました。
東日本大震災の前年です。
はさまや酒造店さんは、2011年の東日本大震災で、またしても大きな被害を受けましたが、
地震は常にあたまに置いていたそうです。

はさまや酒造店さんには、
地域産業に関わってきた森山祐子さんが加わり、
今あるものを生かしたリノベーションや、近隣のお店の設備をお借りするなどしながら、
面白い酒造りを展開し始めました。

冬の生原酒にはじまり、秋あがり、まで
季節のお酒、四季醸造を目指して進めています。
面白い酒造りをしているからこそできる、少量の多品種生産。
1年を通して、はさまや酒造店さんの季節の味が楽しめるんですね。

お着物でいらした森山祐子さんに、はじめは「オッ！」と緊張したミチコでしたが、
お話しは現代的、論理的。
アーティストのかの香織さんと、素敵なコンビネーションなのだろうと想像しました。



金粉入りの「金のいろは」も、祝い酒「大吉」も、とても美味しかったです。
皆さんも、桂泉こんこんをぜひ、お試しになってくださいね。
はさまや酒造店さんのオンラインショップは

https://hasamaya.stores.jp/

または、大分市中島の大平酒店、酒の大平さんへ

https://www.jizake-ohira.com/



番組でおかけした曲は、かの香織「アムリタ」
これまたたいへん癒される曲なのであります(^^)v

森山祐子さん、大分に来てくださってありがとうございました♪
次回は東京で、かの香織さんと3人でお会いできたらいいなぁ～
なんて夢を膨らませたひとときでした。

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2024年は、大きな災害や事故からスタートした年となりました。
世界情勢の緊迫も続きます。
当たり前のことを幸せに思う、そう強く感じた年初となりました。
皆さまにとって、健やかな1年となりますことを祈ってやみません。



それではまた来週
お相手はミチコでした。