本日のゲストは、白沢史子さん。
ピアノの専門店、ムジカシラサワのお嬢様。

って、このテンション、大好き！



ピアノの専門店を作ったのは、史子さんのおじいさま。
当時は、正座でお食事、が当たり前の時代
おじいさまは史子さんに、足を投げ出して座ることを許しました。
これからは、スタイルが大事だ。
先進的な考えを持ってらしたんですね。

そうやって蝶よ花よと育てられた史子さん…
さぞやしとやかに・・・

逆！

史子さんは、子供の頃からとにかく元気いっぱい。
やんちゃなお嬢様は、校区を跨いでアクティブに活動されました（爆笑）。

ハスキーなお声は当時から。
おかあさまが心配して、耳鼻咽喉科に連れて行ったことも。
「女の子にも変声期があるから、あまり大きな声を出さないようにね」
そんなアドバイスは、どこ吹く風。
大声で子分を率いるアネゴでした。

それでも、ピアノはちゃんとやったのです。
緑ヶ丘高校にも入りました。
でも…ピアノじゃないなという気持ちがどこかにあり…

”バイオリンは、小さい頃からじゃないと難しい。
コントラバスは大きすぎる”

で、選んだのが、チェロ。

史子さんはピアノからチェロにに転向しました。
そしたらこれがとても相性が良かったのです。

阪神淡路大震災の年。
1,000人のチェリストが世界各地から神戸に集まり、復興支援のコンサートを開きました。
それは壮大なイベントでした。

指揮者の方が、注目を求める
だけど、人が多すぎて、あちこちでおしゃべりや物音が聞こえる。
史子さん、正義感が爆発しました。

「聞け！」

水を打ったような静けさ。

この時、このコンサートにも関わってらした高円宮憲仁親王殿下が
まるで軍団みたいだな、とおっしゃり
その後、2000年に発足した大分のチェリストの会を、
「大分チェロ軍団」と命名。
もちろん、史子さんは軍団長になりました。



さてさて、いよいよコンサートのお話です。
来たる9月8日（日）14:00〜
iichikoグランシアタで
大分チェロ軍団の結成25周年記念コンサートが開かれます。
高円宮憲仁親王殿下の思い出とともに
全国から素晴らしいチェリストが集います。

入場料は前売1,500円という破格。
ご家族皆さんで楽しんでいただきたいという軍団長の思いが詰まっているのです。

https://emo.or.jp/event/8452/

白沢史子さんからのリクエスト曲は、
三枝成彰編曲 哀しみのビートルズ
ベルリンフィル12人のチェリストから、「ヘイ・ジュード」

チェロってそう、艶っぽくて哀しさを感じる楽器ですよね
素敵な曲でした。

白沢史子さん、ご出演ありがとうございました。
いよいよ近づいてまいりましたね！
これからも元気に軍団を率いてください、アネゴ！
コンサートがとても楽しみです。



男座りになっていたので、足を閉じましょうか、と申し上げたら
スンとお綺麗な姿に。
最高な人物です。白沢さん、大好き！
あ、そっか、チェロを弾くスタイルだったのですね、失礼いたしました。

それではまた来週、お相手はミチコでした。