あけましておめでとうございます。

昭和100年の2025年。
(昭和生まれは昭和を引きずる)

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

新年最初のゲストは、上田奈津美さん。
演劇活動をなさっている方。
時に演出を、時に役者として。

クリクリとした瞳が実にチャーミング。



上田さんが出演なさった「雨音の企み」は
昨年11月に大分市のアトホールで上演され、好評を博しました。

今月（1月）18日は、佐伯市のル・パンダ・ハウスで同じ演目を上演。
大分公演を見損ねたかたにもおすすめです。

「雨音の企み」
どんな内容かと上田さんに尋ねますと、
ミステリアスコメディだそうで…

舞台はとある火葬場。
給湯室で、いとこたちが集まって話をしています。
この日、いとこのひとりが荼毘に付されるのです。

給湯室では、
昔話がいろいろと。
思い出話はやがて、さまざまな感情を引き出し…



火葬場という別れの空間の中で
オープンな待合室ではなく、
狭そうな給湯室になぜいとこたちは集まっているのか。
そのシチュエーションから気になります。
そしてそれぞれの感情の綾は、どんな風に織りなされていくのでしょう。

チケットは…もしかするとソールドアウトかもしれないので、
お電話でお尋ねくださいね。
お問合せ先：SWING-BY（スウィング・バイ）企画
080-6419-0896 ヤマシンさんまで。

上田さんがお芝居に興味を持ったのは、小学生の頃。
白雪姫をやらせてもらったのがはじまりです。

中学に入ると、国語の授業で先生から、
みんなで脚本を書こう！と提案があり、生徒たちそれぞれが脚本を書きました。
その中で、
アンネの日記の脚本を書いた上田さんの作品が選ばれ、
クラス全員で、舞台に仕上げることに。

舞台は、役者だけでは成り立ちません。
大道具、小道具、照明、音響、演出、舞台監督…
みんなで役割分担をし完成した作品は、先生たちの涙を誘い、
クラスがひとつになった達成感に満たされました。

人の心が動くもの…
演劇って素晴らしいと思った上田さんでした。

実は教員免許を持ってらして、
先生をしていた時期もある上田さん。
現在は、障がい者施設で、演劇を取り入れたワークショップなどにチャレンジしています。

上田奈津美さんからのリクエストは、
荒井由実 「やさしさに包まれたなら」

「雨音の企み」
佐伯市での公演は、1月18日（土）
ル・パンダ・ハウスで18:30開場、19:00開演
チケットは、前売2,000円、当日3,000円。

上田奈津美さん、ご出演ありがとうございました。
お客さんを笑わせて、泣かせて、
たくさん心を動かしてくださいね。

それではまた来週、お相手はミチコでした。