2016年2月15日のゲストは新電力おおいた株式会社 代表取締役の山野健治さんでした。
 

「新電力おおいた株式会社」では、“地元の電気は地元でつくろう"とエネルギーの地産地消を目指し、事業を展開しています。九州電力管内では、急速に太陽光発電が普及をし、出力抑制問題が生じて太陽光だけでなく、水力・地熱・バイオマスといった自然エネルギー由来の発電所が建設できないような状況にあるとのこと。そんな中、電気の小売りを考え、“電気の見える化"を実現し、スマートコミュニティ社会を目指していらっしゃいます。その先駆けとして現在、“佐伯市スマートコミュニティ社会実験"を行っているそうです。HEMS(ヘムス)といった機械を佐伯市内の家庭に120個設置し、試験運用しています。まずは今年の4月より企業向けに運用を開始し、10月より家庭向けの運用を開始する予定となっています。「新電力おおいた株式会社」は、出来るだけ原子力や火力発電に頼らない、環境にやさしく災害に強い“分散型エネルギー社会"の実現を目指し、取り組みを続けていらっしゃいます。自分たちが普段、どれだけ電力を使用しながら生活をしているのかが目で見えるようになることで、“エコ"を考えやすくなりますし、また節約にもつながりますね。

《お問い合わせ先》
新電力おおいた株式会社
由布市挾間町高崎97番地1
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