今回は、大分が西日本一の生産量を誇る「夏秋ピーマン」の話題です。
取材リポートでお送りしました。
お邪魔したのは、臼杵市野津町のJAおおいた野津事業部の野菜選果場です。
大分県指導農業士 大分県ピーマン連絡協議会会長 野津町ピーマン生産部会部会長
堀 長夫(ほり ながお)さんにお話を伺いました。
大分で栽培されている夏秋ピーマンは、“さらら”という品種です。
身が柔らかくて緑色が濃いのが特徴です。
しかし、身が柔らかい分、害虫による被害が多く、防ぐのも大変だそうです。
また、今年は夏秋ピーマンの出来が非常に良いそうです。
とても喜ばしいことですが、その分価格が下がり、
農家さんは大変な思いをされている・・・ということも伺いました。
消費者の側としては、大分の夏秋ピーマンを沢山食べて、
みなさんの後押しになればいいなと思いました。
そして、臼杵市野津町には来年1月に、「ピーマン学校」が開校します。
若手後継者の育成を目的に、
1年間、ピーマンの栽培や経営ノウハウを学ぶ学校です。
堀さんは「若者の農業への関心の高まりや担い手になる心構えを学べる場として期待している。
私たちも後継者育成のために出来る限りサポートしていきたい。」とおっしゃっていました。
現在、大分の夏秋ピーマンは生産量西日本一ですが、全国でみると第4位です。
1位の北海道に負けないよう、今後はさらに栽培面積も増やしていきたいと大きな意気込みも充分!!
全国に誇る大分のピーマンが今後さらに大きく羽ばたくことに期待したいですね(^^)
そして・・・みなさん、この夏は大分のピーマンを沢山食べましょう~!!!★
堀さん、ありがとうございました!
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