今回は、この夏の冷夏・長雨が農作物に与えた
影響と対策についてお話を伺いました。
大分県農林水産研究指導センター 農業研究部
病害虫チーム チームリーダー 後藤英世(ごとう ひでよ)さん
にお越しいただきました。
県内は8月25日に、稲に被害を与える
「いもち病」の病害虫警報を発表しました。
いもち病とはカビの一種で、
ジメジメした環境にある稲に茶色く斑点のように繁殖し、
最後には稲を枯らしてしまう病気です。
現在、県内の田んぼの7割で被害が確認されています。
対策としては、農薬を上手く使い対処して欲しいとのことでした。
また、稲の他に、夏秋ピーマンのたばこ蛾による被害や
白ネギの軟腐病なども心配されます。
今後の気象状況に充分注意して早めの対策を心がけたいですね。
今回、改めて、農業の難しさがわかりました。
毎年毎年同じ気候条件の時はありませんから、
その都度考えて対応していかなければならないのは大変ですね。
皆さんが、ここまで一生懸命育てた農作物が
これ以上大きな被害に合わないことを願います。
後藤さん、ありがとうございました。
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