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今回は、農地中間管理事業について

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   2014/09/14

おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業

今回は、農地を集めて、意欲的な担い手に貸し出すという

「農地中間管理事業」についてお話を伺いました。

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大分県農地中間管理機構 管理統括官

森竹嗣夫(もりたけ つぎお)さん

にお越しいただきました。

 

現在の農業は、高齢化が進み、

農業の担い手が減少し、耕作放棄地の増加が懸念されています。

グローバル社会の進展により農業においても

厳しい競争力に耐えうる農業経営体を育成することが

日本の農業を振興するための課題です。

国際競争が激化する経済社会において、

地域農業を守り、競争力に打ち勝ち、

安定した農業経営者を育成するため、

地域ぐるみで意欲ある担い手等への農地の集積・集約を進め、

規模の拡大、農地利用の効率化、

高度化を図ろうというねらいがあります。

今年度から始まり、今後10年間にわたり実施予定です。

 

まず、地域農業をいかにして維持、

発展させるのかという課題について、

市町村と一緒に地域の方々の話し合いを進め、

地域の中核となる担い手への農地の集積など、

農業戦略・計画を「人・農地プラン」としてまとめ、

作成してもらうことが手続きの最初になります。

そして、プランに基づき、

出し手と受け手について市町村においてマッチングして、

配分計画を作成します。

これに基づき、農地中間管理機構が

出してと受け手に対して契約を結び管理していきます。

 

現在、今月19日(金)まで第2回の担い手公募が行われています。

気になった方は、

お住まいの各市町村農政課にお問い合わせください。

 

今回、色々と難しい部分のお話もありましたが、

今後の農業の衰退をとめるため、

またふるさとの景観が損なわれないようにするためにも

農地中間管理事業などを

上手に利用していただけたらなと思います。

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森竹さん、ありがとうございました!!

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