今週、来週と「おおいた豊後牛」の話題を2週に渡ってお伝えします。
おおいた豊後牛の生産は、大きく分けて2つに分けられます。
子牛を産ませ、10カ月になるまで育てる繁殖生産者と
その後、20カ月くらいまでかけて
牛をより大きく育てる肥育生産者です。
今回は、前者の繁殖生産者
竹田市荻町 後藤克久(ごとう かつひさ)さん
にお話を伺いました。
後藤さんは、現在29歳。就農11年目の繁殖生産者さんです。
先月行われた大分県畜産共進会肉用牛の部で
最高賞の農林水産大臣賞を受賞されました。
この大会の肉用牛の部は、
第1区~6区までに分けられて審査されます。
それぞれの区で最高の県知事賞が選ばれ、
さらにその中から優秀な牛が農林水産大臣賞に輝きます。
後藤さんが挑戦した部門は、繁殖牛、
つまりお母さん牛を審査する部門です。
主に、牛の見た目を審査していきます。
筋肉の付き方や、足の細さ、姿勢の良さ、
女性らしい顔つきも審査に含まれるそうです(*^ヮ^*)
農林水産大臣賞に輝いた後藤さんの牛は「つばき」という名前です。
この大会で良い結果を残すために、朝はウォーキング。
また、食事にも気をつかい、大会前はわらを食べていたそうです。
写真をお持ちいただいたのですが、
顔も、まつ毛が長く、
どことなく色っぽい感じがしませんか・・・??(>ヮ<)笑
今回、竹田市荻町から大会に出場し、
最高賞を受賞したのは初の快挙のようです。
後藤さんは
「初出場ですばらしい賞をいただき、とても嬉しいです。
その分、これからのプレッシャーも大きいですが、頑張ります。」
と話していました。
今後、「つばき」は、お母さん牛として沢山の子牛を産むそうです。
「つばき」似の美しい子牛が誕生するのが楽しみですね♪
後藤さん、ありがとうございました!!
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