今回は、取材リポートでお送りしました。
豊後高田市の中心部にある赤野農園を訪ねました。
お話を伺ったのは、
赤野農園 代表
赤野誠一郎(あかの せいいちろう)さんです。
赤野農園では、いちごの栽培を行っています。
昨年、栽培規模を拡大され、九州最大級のハウスを新設されました。
広さはもちろん、最新鋭の技術が導入されたいちごハウスです。
ハウスの中には温風のダクトがなく、すっきりしています。
また、通路も広々としていて、コンクリートが敷かれ、電気自動車が走ります。
この他にもまだまだ色んな設備があるそうですよ!
そんな最新鋭のハウスの中では“さがほのか”が栽培されていて、
私の腰より少し高い位置でいちごが栽培されている「高設栽培」で育てられています。
腰をかがめて作業をしなくていいので、以前に比べて作業しやすくなっているそうです。
その“さがほのか”をいただきましたが、
酸味が少なく甘さとジューシー感たっぷりの味でした♪
赤野農園では、現在社員とパートさんで作業に励んでいます。
赤野さんは、この農園で勉強した若い方が、
いつの日かいちご農家として巣立っていくことを目標にされています。
そのためには、「今、自分が汗かいて頑張らないと!」とお話して下さいました。
パートさんも子育て中の女性など、地元の雇用にも力を入れています。
いちごの栽培だけでなく、
地域の農業を見据えた赤野さんのこれからの取り組みに注目したいと思います!
また、今回は大分のいちごについて
JA全農おおいた 園芸販売課調査役
須股慶一(すまた けいいち)さんにもお話を伺いました。
現在、県内のいちご農家さんは251戸で、
以前に比べて生産者さんの数も減っているそうです。
そんな中、赤野さんの取り組みに大きな期待を寄せているそうです。
大分のいちごのパックには、安全安心のため生産者さんの名前が記載されています。
ぜひ、大分の美味しいイチゴみなさんも味わってみて下さいね!
赤野さん、須股さん、ありがとうございました!!
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