今回は、現地での取材リポートをお送りしました。
お邪魔したのは、
杵築市のいちご農家
野﨑一宏(のざき かずひろ)さんのハウスです。
野﨑さんは、就農3年目の若手農家さんです。
県外での生活が長かったそうですが、
50歳の時に地元・大分に戻ってきました。
それを機に農家になることを決心し、
知り合いのいちご農家の元で勉強しながら独立の準備を進めました。
その師匠には初め農家になることを反対されたそうです。
「そんなに甘い仕事じゃない、家族会議をしろ」と言われ、
家族みんなで話し合いの場を設けました。
それでも“作る喜び”を感じたいと、
今は、ご家族の協力のもとで「さがほのか」を作っています。
野﨑さんのハウスは、凄く清潔にされていました。
「口にするものを育てているのだから、ハウスの中は綺麗にしておく」
がモットーだそうです。
今が旬のいちごが沢山実っていて、
見ているだけでも気分がルンルンに♪^^
JAおおいた 阿部公夫(あべ きみお)さんにもお話を伺いました。
県内のいちご農家の数や栽培面積は、生産者の高齢化などで、
この10年で半減したと言われています。
その現状を打破するべく、
杵築市では“いちご学校”なるものが設立されました。
“いちご学校”とは、簡単に言うと、
いちご農家になりたい方が2年間の研修期間で
独立までのノウハウを勉強する・・・という内容です。
杵築市は、県内一のいちごの産地です。
後継者の育成や生産者の規模拡大など、
様々な課題の解決に取り組んでいます。
今後も野﨑さんのような意欲ある後継者が増えていくといいですね。
「いちご学校」注目ですよ★
野﨑さん、阿部さん、ありがとうございました!!
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