今回は、日出町で作られている「タロッコ・オレンジ」の話題でした。
日出町柑橘研究会施設部会部会長 大星昭雄(おおぼし あきお)さん
そして、奥様の洋子さんにお話を伺いました。
タロッコ・オレンジは、イタリアのシシリア島で生まれたオレンジで、
果実が紫色になるのが大きな特徴です。
紫色の正体は、“アントシアニン”。
アントシアニンは、高い抗酸化作用を持ち、
視力の維持や成人病の予防に効果があるといわれています。
ただ、このタロッコ・オレンジがなぜ紫色になるのかというのは、
はっきりとわかっていません。
収穫してすぐは、カットしても普通のオレンジ色ですが、
追熟貯蔵を3~4週間10度程の蔵に寝かせて発色を促します。
作っている大星さんも「ミステリアスオレンジ」とおっしゃっていました。
その不思議なタロッコ・オレンジをいただきました!!
果汁が多くて、しっかりとさわやかな甘みが広がります。
おいしかったです~(^ワ^)v
タロッコ・オレンジは、
日本で作っているのは主に愛媛県(生産量9割)。
日出町はそれに次ぐ2位の生産量を誇っています。
現在、部会員の数は6名。
始めた当初は、作っているのは大星さんのみで、
「ここまで人数が増えて嬉しい。」と奥様の洋子さん。
ご夫婦共、大量生産・大量販売ではなく、
小さくても地域の特色を生かした農産物作り、
また加工品作りに取り組みたいそうです。
タロッコ・オレンジは、地元・日出町の直売所で
4月半ばまで販売です。
この時期は数が少なくなっているので、
ない場合はご了承ください(>_<)
昭雄さん、洋子さん、お二人ともすごくお元気で、
まだまだ将来を見据えて、
夢ややりたいことが沢山!といった感じでした!!
お話をしていても、話が尽きなくてとっても楽しかった!!
これからもお身体に気をつけて頑張ってくださいね★
ありがとうございました!
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