今回は月に1度私山崎が県内各地を訪ねての農業リポートでした。
番組では今まで畜産農家のみなさんのことは伝えていましたが
牛や豚が出荷されてからお肉になるまで
どのようなプロセスになっているのかというのは
伝えたことがありませんでした。
ということで今回はどのような形で食肉になっていくのか
その加工現場を見てきました。
お話を伺ったのは
株式会社大分県畜産公社
総務部取締役部長の広瀬浩宣(ひろせ ひろのぶ)さんです。
大分県畜産公社は、県内の牛や豚を各地から集荷し、屠畜・解体する場所です。
大分県では唯一の食肉処理施設で最新設備と高度な衛生水準を備えた
全国的にもトップレベルの施設です。
2016年から新施設になり現在は180人の従業員がいます。
国際基準を今後クリアするためには高度な衛生水準が必要となります。
そのために、従業員の数を増やして衛生管理を徹底しているそうです。
1頭の作業ごとにナイフなどの器具を消毒しています。
徹底ぶりに驚きました。
1日に、牛40頭、豚500頭が処理・加工されています。
大分県内だけでなく大阪や京都などにも出荷されています。
また、タイ、マカオ、ベトナム、台湾など海外にも出荷されています。
大分のお肉が世界で食べられている、好まれているってうれしいですよね。
施設内は一般の人も見学することができます。
私も広瀬さんに案内してもらいました。
白衣を着て見学しました!
施設内はとてもきれいで清潔感があり明るい雰囲気でした。
ポップなミュージックがかかっていて楽しい気持ちになりました。
広瀬さんは多くの人に見学してもらいたいと話していました。
見学を通して県産畜産物が安心安全であることや
食べ物の大切さを感じてほしいそうです。
私も実際に施設内を見学してみて
「命を頂く」と言うことがどれだけ尊いか感じました。
もともとお肉が大好きでしたがより大切にお肉を食べようと思いました。
施設内では枝肉(家畜の頭部や内臓、手足の先端を取り除いた骨付きの肉)
も見ることができます。
間近で解体されるお肉は迫力がありました。
施設の見学は電話またはホームページから問い合わせて
皆さんもぜひ行ってみてくださいね。
参加料は無料です。
広瀬さんありがとうございました。
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