OBS大分放送

ベリーツ~現地リポート編~

記事 >  OBSラジオ > おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業 > ベリーツ~現地リポート編~

   2019/01/27

おはようサンデー 甲斐蓉子の教えて!農業

今回は現地を訪れての農業リポートをお送りしました。

伺ったのは、臼杵市の井村地区です。

お話を伺ったのは、JAおおいた 南部事業部 臼杵 イチゴ部会の

匹田賢司(ひきだ けんじ)さんと

image2

JAおおいた 南部事業部 園芸課の

森竹晧平(もりたけ こうへい)さんです。

image1

匹田さんのハウスの中に入るとイチゴの甘い香りに包まれました。

高設栽培のため、イチゴの苗が高い位置にあります。

かがまなくていいため、作業しやすいそうです。

匹田さんは現在、25アールの面積でイチゴを育てています。

品種は、20アールがさがほのか、5アールはベリーツです。

1日に200グラムのパック120~130パック分のイチゴを採るそうです。

image2

匹田さんは就農8年目、ベリーツは育て始めて2作目。

「ベリーツは元気いっぱい」と話してくれました。

先週の放送でもベリーツの元気をどこまで抑えて育てるかを

試行錯誤していると伺いましたが、

実際に見てみると「ベリーツの元気」というのがよくわかりました。

さがほのかに比べて葉っぱの伸びがよく、花の数が多かったです。

image4

葉が伸びすぎ、花の数が多いと実に栄養がいかず、

実がならないそうです。

摘花したりと手間暇がかかるとのこと。

ですが、匹田さんは

「手をかければかけただけ作物が応えてくれることがやりがい」

と話していました。

ベリーツには何より「味がおいしい」という良さがあります。

また、大玉で色がいいという点は市場評価があがるため

農家としてうれしいと話していました。

(さがほのかは天候によって色が左右されるが

ベリーツは安定して色がいいとのこと)

私もベリーツをいただきました。

太陽の光をいっぱいにあびた採れたてのベリーツ!

甘くて、みずみずしくておいしかったです。

毎回感動する美味しさ、ますますファンになりました。

image3

臼杵エリアにはイチゴの生産者が16人います。

「来季から新規の農家として30代の2人が加わるんです!」

と森竹さんがキラキラとした目で教えてくれました。

ますます活気づきそうですよね。

JAと生産者が密に連絡を取り合い、情報共有していることも

大分のイチゴの魅力なんだそうです。

大分のイチゴ!目が離せませんね!!

image1

匹田さん、森竹さん、

そして、声をかけてくださった部会長、ありがとうございました。

©2024  Oita Broadcasting System, Inc. All Rights Reserved.