今回は、津久見市で活躍する地域おこし協力隊の話題でした。
お話を伺ったのは、津久見市農林水産課で地域おこし協力隊として活動する
梅原辰哉(うめはら たつや)さん、22歳です。
地域おこし協力隊とは、
都市部で暮らす人が地方にやってきて地域協力活動を行いながら、
その地域への定住・定着を図るというものです。
任期は3年。現在全国に5000人ほど隊員がいて、
津久見市には現在梅原さんを含め2人の隊員がいます。
津久見の地域おこし協力隊は、何かやることを与えられるのではなく
自分のやりたいことをするために行動し、それを行政が支援しています。
梅原さんは兵庫県神戸市出身で
津久見とは縁もゆかりもなかったそうですが
「ミカンを作りたい」
「津久見の可能性のある感じがいい!」ということで、やってきました。
今まで、農業とも関りはなく、大学では心理学を学んでいたそうです。
ただ、お父様がレストランで働いているということもあって
食材にはもともと興味があったそうですよ。
現在は先輩ミカン農家さんのところで勉強しながら毎日作業をしているそう。
作っているのは、温州みかんやサンクイーン。
ミカンの木の剪定でなかなか思い通りにならないところが面白く、
やりがいがあるそうです。
今後は、キャンプ施設を作り農業も体験できる施設を作りたいという梅原さん。
夢に向けて着々と歩みを進めている姿はキラキラと輝いていました。
これからも梅原さんの活躍を応援していくと同時に
梅原さんが津久見を、
そして大分を盛り上げてくださることを楽しみにしています。
梅原さん、ありがとうございました。
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