現地リポートをお届けしました。
今回伺ったのは、大分県日出町にあります、「有限会社 鈴木養鶏場」です。
お話を伺ったのは、代表取締役会長 鈴木明久(すずき あきひさ)さん。
鈴木養鶏場は、卵を生産しています。
5ヘクタールの敷地に
親鶏のハウスが10棟(1棟に1万5千から2万羽)
ヒヨコのハウスが4棟あります。
1日に10万個から12万個の卵を生産しているそうです。
1日に1羽あたり0.8個の卵を産む計算です。
ハウスの中では、平飼い(室内で鶏たちが元気に動き回れる育て方)の鶏たちが
「コケコッコー」と元気に鳴いていました。
鶏のいい香りもしましたよ^^
野外で放し飼いで育てると鳥インフルエンザになるリスクが高まるため
平飼いで育てているそうです。
鶏たちは1年でリタイアします。
産むのは3・4年可能ですが、稼働率を考えて早期退職をしています。
綺麗な施設で生活し、命を大切にしている生産システムに感激しました。
卵といっても、いろいろなブランドの卵を販売していましたよ。
〇県産飼料米育ちの「豊の米卵」
大分県の飼料米をやり、元気に育てた若鶏が産んだ美味しい卵です。
〇こだまちゃん
小ぶりな卵。小さいながらも美味しさをたっぷり抱えています。
他にもたくさんあります。
鈴木養鶏場では、餌として米を与えています。
一般的にはトウモロコシをやるのが主流ですが、
地域のお米を使いたいという思いから米を使っています。
米はトウモロコシよりカロリーが低いため菜種油を混ぜてカロリーを補っています。
米だけだと、黄身が黄色にならないため(お米と同じ白っぽい色になっちゃうそうです!)
餌にマリーゴールドを混ぜることで美味しそうな色を出しているそうです。
人間と同じようなものを食べていることに驚きました!
鈴木養鶏場には、直売所「すずらん食品館」があります。
新鮮な卵はもちろん
こんなものが売られていました。
どれも卵のコクがあって美味しかった~!
ちなみに卵は、産んでから4日後くらいが最も美味しいそうです。
鈴木会長、ありがとうございました。
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