今回は、現地を訪ねての農業リポートをお送りしました。
行ってきたのは、豊後大野市緒方町!
田んぼに囲まれている畑は、もともとは田んぼだったそう。
水がきれいで、用水路を流れる水も美しく、透き通っていました。
(景観を絶賛中の矢田さん)
お話を伺ったのは、ナスを栽培している
リトルファームまりなの樋口まりな(ひぐち まりな)さん28歳です。
25歳の時に農業を始めて、今年で4年目。
明るくパワフルな農ガールでした。
まりなさんが育てているのは、大成ナス。
皮が薄くて柔らかいという特徴があります。
まりなさんの畑にあるV字型の支柱にはたくさんのナスがなっていました。
10アールの畑には、450本のナスが植えてあります。
赤紫色の大成ナスは、形がよくパンとした張りがありました。
今年は今までで1番いい出来とのこと。
今年から新たに生長点を止めたことで
ナスが葉などとこすてできる傷などもなく
艶やかにできるようになったということです。
まりなさんの畑では、
1日に12コンテナ(1コンテナ=10キログラム)を収穫しています。
その量を1人で作業しているということに驚きました。
朝3時半に起き、4時から収穫を始めるとのこと。
大成ナスは実が柔らかく、日が当たるとしぼんでしまうため、
朝早くの収穫がいいそうです。
大成ナスは、焼きナス、マーボーナスなど皮ごと食べられる料理が
オススメだそうです。
焼きナスの簡単な作り方は、
ナスを皮ごとラップで包み、電子レンジで
ナスがはじけるくらいまで熱を入れるという方法。
私もやってみたら、洗い物もお皿しかなく楽で
なにより美味しかったのでびっくりしました!
蒸しナスのようなふっくら感と、ナスのとろんとした食感が
たまりませんでした。
醤油とかぼすをかければさらに美味しい!!
またナスに惚れてしまいました・・・
今年の秋もたくさんナスを食べます!!
また、ベジ・カフェ ミズで作った
「ナスタルト」もいただきました。
簡単に言うと、アップルパイならぬ、ナスパイのような感じです。
ナスがデザートに!?と思っていましたが、美味しい!合う!!!
ナスのシュポシュポした食感とタルトのサクっとした食感が
マッチしていました。
シナモンの香りがきいて、ナスの甘さを引き立てていました。
これなら、ナスが苦手なお子さんも喜んで食べそう!
私も矢田さんも大田さんも、大絶賛でした。
これから改良を重ねて、販売出来たらいいな!とのことでした。
今後は食育にも取り組んでいきたいというまりなさん。
大分の農業を引っ張ってくれるようなパワフルさと
明るい雰囲気が私も大好きになりました。
まりなさん、ありがとうございました。
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