今月6日、大分市で県産イチゴの品質向上と消費拡大を目的とした
「大分いちご果実品評会」が行われました。
この品評会は、県いちご販売強化対策協議会と県園芸活性化協議会が
2019年から開催しています。
県内各地の農家が県オリジナル品種の「ベリーツ」「さがほのか」など
94点を出品しました。
今回は、この品評会で最高賞の金賞に選ばれた
JAおおいた南部事業部佐伯イチゴ部会所属の、
増尾徳弥さんのイチゴハウスにお邪魔してのリポートをお届けしました。
増尾さんは高校を卒業後、蒲江にある水産養殖会社で働いたあと、
2年前にイチゴの栽培をはじめました。
栽培しているのは、大分県オリジナル品種の「ベリーツ」です。
ファーマーズスクールで栽培技術を学び、
現在、ハウス6棟、25アールの敷地に
およそ1万3千本のベリーツの苗を植え栽培しています。
ハウス内には受粉のためにハチがいたり、
水や温度、肥料の加減の管理を細かくこころがけているそうです。
増尾さんは今後、
「年内通して収量を安定させ、増設にも挑戦していきたい」
とおっしゃっていました。
また、JA全農おおいた 米穀園芸部 園芸販売課の匹田さんによりますと、
「ベリーツは年々果形も良くなってきていて、生産量も伸びてきている。
販売する側としてもより多くの方にベリーツの良さを知ってもらえるよう
PRしていきたい」とおっしゃっていました。
ベリーツの旬は3月頃まで続きます。
ぜひ、芳醇な香りと甘いベリーツを堪能してくださいね。
増尾さん、匹田さんどうもありがとうございました!
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