今回は、豊後大野市でみつばを栽培する
パイオニア的生産者をご紹介しました!!
豊後大野市大野町から
有限会社育葉産業(いくようさんぎょう)
代表取締役 栗田洋蔵(くりた ようぞう)さんに
お越しいただきました。
栗田さんは、現在61歳。
以前は、電気技術者として働いていましたが、
お父様の始めたみつば栽培に挑戦してみようということで、
新規就農者としてこの世界に入られました。
育葉産業立ち上げたのは平成4年のことです。
現在、育葉産業は大銀ドームのピッチと同じくらいの規模で
みつばの栽培をしています。
とてもシステム化された農場で、
気温や雨などを感知して自動でハウスの開け閉めを行ったり、
さらには、土耕ではなく養液で栽培を行い、
生産効率を上げるなどして取り組んでいます。
植え替えをすれば、年平均12回収穫ができるそうです!
一般的なみつば栽培で、年約7回の収穫だと考えると
かなりの量になりますよね!!
システム化により作業効率・生産効率が上がって成果が認められ、
各種表彰も受けているんですよ。
また、安心・安全な農場に与えられるJーGAPも
大分県第一号で認証されました。
そんな育葉産業が作っているみつばは
「美水(めいすい)みつば」という名前で出荷されています。
青々とした葉とピンと張った茎がとても美しかったです!
栗田さんは、自分が若い頃新規就農者として苦労した経験から、
県内の新規就農者の交流会「アグレッシュ大分」という会の
会長をされています。
県内全域の新規就農者、約40人がメンバーとしており、
年に1・2回みんなで集まり、研修会を行っています。
研修内容も、政治・経済、はたまた女子会(!?)まで、
幅広い視点から農業について見つめなおす会にしているそうです。
次回の研修会は、11月12日(土)午後1時半~
ホルトホール大分401会議室で行われます。
興味のある方は、
インターネットで「アグレッシュ大分」と検索してみてください!
みつば栽培の新たな道を切り開いた栗田さん、
今後も安全・安心な美味しいみつばを作り、
若手農業者の希望として活躍していってほしいですね★
栗田さん、ありがとうございました!!
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