今回は、出荷の時期を迎えた「大分のキウイ」の話題でした。
JAおおいた東部事業部 杵築柑橘選果場指導班
キウイ担当 溝口桃太郎(みぞぐち ももたろう)さんに
お越しいただきました。
大分県産キウイの出荷は、1~4月。
品種は、ヘイワードという、グリーン系のものです。
収穫時期は、10月末~11月中旬で、
収穫してすぐには出荷しません。
出荷場には、貯蔵用の大きな冷蔵庫があり、
温度を5度以下に保って貯蔵しています。
というのも、キウイは輸入品のものが多く、
その輸入品がなくなる時期に、国産のキウイが登場します。
味は、甘さと爽やかな酸味があり、
そのまま食べるだけでなく、サラダや調味料にも使えます。
栄養価も高く、ビタミンC・E、カリウム、食物繊維などが
溝口さんは、キウイのことを
「野菜的果実」と言っていました(^^)
現在、キウイの人気が高まっており、
1㎏の平均単価は、4年前に比べて42%も上昇しています。
ただ、農家さん達の高齢化、後継者不足など課題もあります。
大分県は今年度、キウイをさらに力をいれてPRしていく品目
“戦略品目ネクスト”に指定しました。
具体的な取り組みとしては、
選果機の導入や規模拡大に必要な整備費用
2分の1を負担することなどです。
溝口さんは、キウイに携わって10年。
お話を伺っていると、とても強い情熱を感じました!
大分のキウイは、今後スーパーなどに並んでいきますので、
見かけた際には、ぜひお召し上がりください!
溝口さん、ありがとうございました!!
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