今回は、真っ赤な色が美しいトマトの話題でした。
お話を伺ったのは、JAおおいた 豊肥事業部 トマト生産部会 監事の
後藤敬三(ごとう けいぞう)さんです。
竹田市荻町からお越しいただきました。
萩町は、50年近く前からトマトを生産しているそうです。
荻町は、昼と夜の寒暖差があって、根が元気になるため
木も元気に育ち、いいトマトができるんだそうです。
トマトは、私の中で真夏の野菜、というイメージがありましたが
本来、夏から秋にかけての季節が美味しいとされています。
トマトを収穫できるのは、主に6月から11月です。
その中で最も甘い時期が10月下旬から11月にかけて
ということで、これからの時期なんです。
10月の終わりごろから水を切るため、
また、日差しの影響もあって、この時期が甘いんだそうです。
夏場はよく日にあたり、熟すのが早いため
酸味とコクのあるトマトができますが、
秋にかけては、ゆっくりと熟すため
コクと甘さのあるトマトができるそうです。
私たちも「赤採りトマト」をいただきました。
赤採りトマトは、「みそら」という品種のトマトを
完熟するまで木で育てたトマトです。
肉厚でみずみずしく美味しかったです。
甘みと酸味、コクのバランスも良く、幸せな気持ちになりました。
これが10月下旬ごろからますます甘く美味しくなる!
楽しみでたまりません。
今年は、梅雨入りが遅れた影響で7月は豊作でしたが梅雨入りしてからは、
日照不足の影響で収量が少なめ、ということです。
ただ、味は例年通り美味しいものができているとのこと。
皆さんも竹田のトマトを食べて残暑を乗り切ってくださいね。
後藤さん、ありがとうございました。
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