今回は、東京から、JA全農フードマーケット事業部eコマース事業部 課長の太田純さんにお越しいただきました。
太田さんはネット通販サイトJAタウンの運営や全国の自治体からふるさと納税業務を受託するなどの
ECを活用して、全国の農畜産物を生活者に直接お届けする業務を担当していらっしゃいます。
JAタウンは、インターネットで全国のJAから産地直送で旬の農畜産物を購入する事ができる通販サイトです。
これまではお中元やお歳暮を中心としたギフト需要が主でしたが、
コロナ禍の巣ごもり消費の影響で、野菜ボックスや業務用のバターセットなど
家庭での消費用の商品が大きく伸び、2020年の流通額はおよそ28億円に達しました。
これは2019年と比較して2倍以上の伸びだということです。
今年は4月以降、新たに19のショップがJAタウンに参加し、eコマースでの流通は販路を広げています。
大分県では、県と連携してJAタウンの中で「おんせん県おおいたWEB物産展」を開催中で、
かぼすや豊後牛など、およそ300種類の商品を取り揃えています。
今後も広がりを見せる食品分野のネット通販、大分県産の農産物の販路拡大がますます期待されますね☆
以前から大分県には出張でよく訪れていたという太田さん。
「大分県は、別府・湯布院など旅行先のイメージが強かったですが、
かぼすや甘太くん、豊後牛、ベリーツなど、大分ならではの特徴的な農畜産物も多くあります。
全国での知名度はこれからというのもあるかもしれませんが、
どこのスーパーでも売っている一般的な商品だけでなく、
希少価値のある生鮮品こそ産直ECに向いているので、旅行に行きづらい状況下でも、
全国に一斉に発信できるECを活用していただければ」とおっしゃっていました。
大分愛が伝わってきました(*^▽^*)
農家の皆さんと私たち消費者をつなぐ架け橋となっている通販サイト
「JAタウン」について貴重なお話をうかがうことができました!
太田さん、ありがとうございました。
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