今回は、県内各地を訪れてのリポートをお送りいたしました。
出荷シーズンを迎えているスートピーを求めて伺ったのは、豊後大野市大野町です。
大分県のスイートピーは、全国で2位の生産量を誇っています。
スイートピーの花言葉は「門出」、「優しい思い出」。
卒業式を前に需要が高まっていていま出荷の最盛期を迎えています。
お話は、JAおおいた豊肥事業部豊後大野スイートピー部会の小出浩貴さんにうかがいました。
JAおおいた豊肥事業部豊後大野スイートピー部会には13人の部会員がいらっしゃり、
小出さんたち若手8人で青年部会の活動もされています。
若い新規就農者にスイートピーは人気の品目だということで、SNSを通じてのPR活動等もされています。
小出さんはスイートピーの栽培を始めて6年目。
6アールの広さにおよそ7000株のスイートピーを栽培しています。
豊後大野市のインキュベーションファームで2年勉強した後、独立し、
夏季はピーマン、冬季はスートピーの栽培をされています。
ハウスを訪れると透明感のある甘い香りが広がっていいました!
スイートピーの栽培には手間がかかるそうで、茎をまっすぐ伸ばすために、
伸びてくるつるを1本ずつネットに固定しながら低い場所にうつす「つるおろし」という作業や、
湿気対策や花に傷がつかないようにするために葉を取る作業が大変なのだそうです。
天に向けてのびている“つる”は、まるでジャックと豆の木のようでした。
小出さんは「スイートピーは栽培していて花が咲くと楽しいし、キレイと言ってもらいえるのが嬉しい。
今年は特に良いものができているので、是非家に飾って“春”を感じて欲しいです」とおっしゃっていました。
県内産スイートピーは、県内をはじめ、関東、関西、九州は福岡県、熊本県に向けて3月いっぱいまで出荷されます。
寒い季節、部屋にお花の香りが漂うと“ほっ”と癒されて幸せな気持ちになります。
コロナ禍であまり外にはでられませんが、ぜひおうちにスイートピー飾って春を感じてくださいね☆
小出さんありがとうございました!
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