今回は、竹田市地域おこし協力隊の齊藤美絵さんにお話をうかがいました。
齊藤さんは、大分市のご出身で、FM横浜や東京FMなどでラジオパーソナリティとして活躍され、
現在は竹田市に移住し地域おこし協力隊として竹田の食材の魅力を伝える活動をされています。
今回は、齊藤さんが取り組んでいる食や農業のプロジェクトについてうかがいました。
ひとつめは、「岡大豆」です。
江戸時代に年貢としてお米の代わりに岡藩では大豆を納めていました。
岡藩の大豆は品質が良く全国の大豆のその年の基準になっていて、「小判大豆」とも呼ばれていました。
現在は栽培している人がほとんどいないということで、齊藤さんは岡大豆のことを知ってもらおうと、
岡大豆を栽培し、「城原八幡社」に奉納。節分の際に「福豆」として無料で配布しました。
また、農業高校で岡大豆と生徒達が作ったお米から麹を作り、味噌を作るという授業もされています。
この活動から岡大豆を知ったという方もいて、
今では「温泉水を使った岡大豆の味噌づくりをやってみたい!」という方もいるということです。
活動をきっかけに、様々な化学反応が生まれているんですね。
どんな味わいの味噌ができるのがとっても楽しみだと齊藤さんは語ってくださいました。
ふたつめは「サフラン」です。
サフランは、竹田市が全国一の生産量を誇ります。
竹田のサフランは海外のものと比べて、色も香りも強く品質が高いのが特徴です。
およそ120年前から栽培され、「竹田式」と呼ばれる栽培方法で生産されています。
斎藤さんは、出版社に働きかけ、サフランについて書籍「料理王国」への掲載につなげました。
スタジオでは、齊藤さんが持ってきてくださった「サフラン紅茶」を頂きました。
紅茶といえば外国産のものが多いですが、
いただいてみるととってもおいしく飲みやすかったです(*^▽^*)
紅茶が苦手な矢田さんも気に入ったようでした♪
また齊藤さんは郷土お菓子、「じり焼き」に親しんでもらおうとイベントも企画されています!
今日、4月3日午前11時から城下町の暮らす実験室IKIで
竹田のじり焼き(2種のレシピ付き)の無料配布を行います。
限定30食で、先着順です。詳しいお問い合わせは竹田市観光ツーリズム協会までお願い致します。
齊藤さんは今後、「地域おこし協力隊として竹田の魅力ある食材を発信し、竹田に来たら身体に健やか、
心に健やかなものを食べられると言われるようになる1歩の手伝いができたら」とおっしゃっていました。
人気パーソナリティとして活躍された齊藤さんは自然体で美しかったです(*^▽^*)
斎藤さんありがとうございました(*^▽^*)
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