大分県は乾し椎茸の生産量が日本一ですが、豊後大野市はその中でもトップクラスの生産量を誇ります。
今回は、豊後大野市朝地町で椎茸栽培と豊後牛の繁殖農家をされている三宮尚子さんにうかがいました。
三宮さんは、牛は多い時で20頭程飼育され、椎茸は年間400キロ程生産されています。
牛の繁殖農家と椎茸栽培、お忙しいのでは?と思ったのですが、
三宮さんの住んでいる地域ではクヌギの山に囲まれているので、放牧する牛が下草を食べ、
その排泄物が肥料としてクヌギの栄養となり、椎茸栽培に活用されるという循環型の農業をされている方が多いのだそうです。
また、三宮さんは原木露地栽培の椎茸農家のお母さんたち6人でつくる「なしこ小町」というグループのメンバーで、
乾し椎茸を多くの方に活用してもらうための商品の開発や、販売をされています。
今回スタジオにお持ちいただいたのは、リニューアルした原木椎茸パウダー「なしこのなばこ」です☆
原木椎茸100%の「なしこのなばこ」はこれまでボトルで販売されていましたが、ジップ付きのパックになりました。
コンパクトで可愛らしいパッケージでお土産にも最適ですよね☆
パンフレットも作成し、乾し椎茸の戻し方や乾し椎茸を使ったレシピ等を掲載しています。
私が一番驚いたレシピが「刻みしいたけハンバーグ」!
乾し椎茸をみじん切りにして、ハンバーグに練りこんで焼くと、コリコリした食感が楽しめるということです。
椎茸をハンバーグに入れるとは意外な組み合わせで驚きましたが、おいしそうですよね!!
「なしこ小町」の乾し椎茸の商品は種類も豊富で、どんこ大型、どんこ小型、
スライスどんこ、だしパック、パウダーと用途にあわせて選ぶことができます。
SNSや取扱店で買うことができるので、是非チェックしてみてくださいね(^^)
また、三宮さんは地域活性化活動にも取り組んでいます。
温見地域振興協議会が中心となって廃校となった小学校跡地をキャンプ場として整備しているそうなんです。
東屋にはトイレや炊事場を設け、ウォーキングコースなども作り、間もなくオープンするそうです。
三宮さんは「温見地域の魅力をキャンプ場を訪れてもらうことでたくさんの方に知ってもらいたい」と話していました。
満点の星空が楽しめる温見地域。私もキャンプに行ってみたいと思いました☆
今後は、「乾し椎茸の品評会でいい成績が取れるような椎茸を栽培したい」と意気込む三宮さんは、
明るく朗らかでとっても素敵なお母さんでした(*^▽^*)
三宮さんありがとうございました。
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