今回は、今年の『iichiko西の星賞2022』について
三和酒類株式会社 酒の杜製造場の永松寛之さんにお話をうかがいました。
永松さんは入社3年目。
学生時代は発酵食品学科で学び、念願の三和酒類に入社して発酵から醸造までを担当しています。
宇佐市の広大な平野では大麦が生産され、その半分近くが麦焼酎「西の星」になります。
これは宇佐市の代表的な6次産業で地産地消につながっています。
『iichiko西の星賞』は今年で18回目。
原料である大麦「ニシノホシ」の生産者さんへの感謝の気持ちを一番に、
県や市、JAおおいたがタッグを組んで、地産地消を推進し、より良い「西の星」を作るために創設されました。
今年は69の個人や団体からエントリーがあり、一次審査では粒の大きさや均一性など分析。
二次審査では、一次審査の上位4地区の「ニシノホシ」を使って作られた麦焼酎「西の星」がパネリストの方によって審査されます。
そして、今年は畑田地区の大森健吾さんと、上城井地区の中山和正さんが選ばれ、4月に表彰式が行われました。
現在、表彰を受けたお二人の圃場の「ニシノホシ」を使った本格麦焼酎、「西の星2022上城井」と
「西の星2022畑田」が県内の百貨店や酒の販売店で販売されています。
私も試飲させていただきましたが、どちらも「ニシノホシ」の華やかな香りとなめらかで豊かな味わいを存分に感じられる商品でした。
それぞれの個性も感じられるのでぜひ多くの方に飲み比べていただきたいと思いました☆
また5月28日にオープンした、三和酒類が運営する醸造体験施設『辛島 虚空乃蔵』についてもご紹介いただきました。
本格的な日本酒づくり体験やきき酒ができるほか、県産食材を使ったお酒に合う食事や甘酒も提供されています。
日本の酒文化を発信するこちらの施設について永松さんは「若い世代にも是非足を運んでほしい」と話していました。
「辛島虚空乃蔵」のオープンに合わせて新しい「ニシノホシ」を使った発泡酒の販売も始まりました。
お話をうかがって私も『辛島 虚空乃蔵』に行きたいと思いました!
今回永松さんはラジオ初出演という事で、付き添いで来てくださった先輩の木戸さんもあたたかく収録を見守ってくださいました(^^)
永松さん、木戸さんありがとうございました!m(_ _)m
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