ここ最近、食品加工関連会社に参入する企業が増えています。
そこで今回は、農産物の生産、加工、販売までを行い、6次産業化に取り組む、
豊後大野市三重町の株式会社豊後大野クラスター農場長の後藤真之さんにお話をうかがいました。
豊後大野クラスターは2011年に後藤さんのお父様の龍彦さんが創立し、
大手食品メーカー、レストラングループに向けた業務用野菜の加工を行っています。
野菜の1次加工とは、原料の性質を変えない加工の事で、野菜を洗浄しカット、加熱殺菌や冷凍などを行います。
後藤さんは関東の大学で学ばれたあとオーストラリアに留学。
帰国後、小売業界で働いた後に、豊後大野クラスターに入社し、現在農場長として野菜の栽培を担当されています。
栽培しているのは「さつまいも」と「唐辛子」。
唐辛子は、粉末状に加工し、京都の大手メーカーに納めています。
スタジオに豊後大野クラスターの商品をお持ちいただきました♪
干し焼き芋の「ちょび」は、廃棄されていた規格外のさつまいもを使い、干して焼いたものです。
試食させていただきましたが、皮つきで小さくても蜜たっぷりで甘く、噛めば噛むほど焼き芋を感じました☆
「SDGs」にもつながる取り組みですよね。(^^)
この他に、豊後大野市の特産「里芋」を麺に練り込み、モチモチとした食感が楽しめる「さといも麺」や
高糖度のさつまいも「紅はるか」を工場で直に焼いて冷凍した「冷凍焼き芋」を販売しています。
中でも冷凍焼き芋は一番の人気商品とのことで、ベトナムにも輸出されているそうなんです!
現在、県内では確認されていませんが「さつまいも基腐病」が主要産地で流行っていて、
収穫量が減少している反面、さつまいもの需要は高まっています。
後藤さんは「これをチャンスととらえて、さつまいもの生産量を増やしたい。
様々な課題はあるが、ロボット技術やスマート農業を取り入れることで、作業負担を減らし、
若い仲間を集めて農業に対するイメージを変えていきたい」と話していました。
私も加工品を利用しておいしく健康を維持したいと思いました(^^)
豊後大野市の食の魅力を発信する豊後大野クラスター。
聞き逃した方ぜひradikoのタイムフリー機能を使ってお聞きくださいね。
後藤真之さん、ありがとうございました。(^^)
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