大分県の農業のこれからを担う若手農業者が仕事での研究成果や意見を発表し合う大会、
「大分県農業青年プロジェクト実績発表大会」が1月に県庁で行われました。
今回はこの大会で、経営や地域課題を解決するための活動を報告する
「プロジェクト発表部門」で最優秀賞を受賞した後藤国博さんと、
自らの経験や抱負を伝える「意見発表の部」で最優秀賞を受賞した阿南里於さんにお越しいただきました。
後藤さんは、Uターンで就農して13年。黒毛和牛の繁殖肥育を行っています。
今回は、牛に与える飼料の栄養と、牛舎の環境に着目し、
子牛初期のたんぱく質の強化や、舎内の採光や風通しなどを改善することで
子牛の市場価格を上げることに成功したプロジェクトの発表で最優秀賞を受賞しました。
なんと2年連続の最優秀賞受賞なんだそうですよ!
そして、阿南さん(*^▽^*)
現在21歳で、就農して1年。農業法人で米や麦などの栽培を行っています。
阿南さんは職場で「重い荷物は持たなくていいよ」など男性が気遣ってくれることに感謝しながらも
“女性もより活躍できる環境を作れたら”と女性目線を取り入れた農業の実現を大会で発表し、最優秀賞に輝きました。
後藤さんと阿南さんは大分県代表として今後、九州大会へ臨みます。
「早く会社で一人前の農業者になって、将来的には農家レストランやカフェが出来るようになりたい」と語る阿南さんと、
「部会などの研修先に選ばれるようになり、色んな人に教える事ができるようになりたい」とおっしゃる後藤さん。
おふたりの農業、畜産にかける思いの強さを感じ、自分もより仕事を頑張ろうとパワーをもらいました☆
後藤さん、阿南さん、お話を聞かせていただき、ありがとうございました。(*^▽^*)
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