今回は、豊後大野市の有限会社育葉産業の取締役 栗田 貴宏さんにスタジオにお越しいただきました。
育葉産業では、およそ70アールの面積で「美水みつば」と名付けられた三つ葉を水耕栽培しています。
三つ葉の栽培では県内では最も広い面積を誇るそうです!
育葉産業と言えば、栗田さんのお父様にも番組に何度かお越しいただきましたが、
今回は今年1月に就農し、取締役として奮闘されている貴宏さんにお話をうかがいました。
育葉産業では短期的に人手不足になることがあり、今回『おてつたび』サービスを一次産業では県内で初めて利用しました。
『おてつたび』とは、「お手伝いをしながら旅に出よう!」をコンセプトに、
人手不足で困っている地域と旅を働きながら楽しみたい人をマッチングしてくれるサービスです。
本社は東京都あり、株式会社「おてつたび」がwebサイトを運営しています。
ユーザー登録者数は2022年10月3日時点で全国でおよそ2万6000人。
受け入れ先は全国47都道府県に広がっています。
今回、このサービスを利用したのが千葉大学4年生の平野綾佳さんです 。
1週間、育葉産業に滞在してお手伝いをしているということで、スタジオにもお越しいただきました♪
平野さんは、自転車で日本縦断をする旅好き女子!
以前「おてつたび」を利用した際に一次産業の楽しさを知り、今回大分に来てくれました(^^)
育葉産業ではハウスの装置の修復や三つ葉のパレットの掃除などをされています。
平野さんは「都会ではみることができない星空の美しさに感動しました。
イメージしていた以上の仕事が農業にはある!と思いました。
田舎ならではの体験もでき、思い入れの場所が増えました♪」と話していました。
栗田さんは「『おてつたび』のサービスは会社としては新しく、SNSを活用しているので若い人のユーザーが多いです。
県の一次産業としては初めての取り組みですが、このサービスをきっかけに県外の若い人たちに大分の良さを知ってもらいたいし、
採用活動の一環としても利用して、大分で働いてくれる若い子を増やせたら…」とおっしゃっていました。
受け入れ側はスポットで若い人材を確保でき、
利用者にとっては地域に住む人々と交流しながら賃金をもらえる双方にとってメリットのある『おてつたび』。
画期的な取り組みが今後大分県内でますます広がっていくと良いですね。
栗田さん、平野さんありがとうございました。(*^▽^*)
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